ライカカメラ搭載のフラグシップ「Xiaomi 13 Ultra」、国内向け高コスパミドル機「Redmi Note 14 Pro 5G」を発表したシャオミだが、もう1つ注目製品がある。それがハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」だ。Snapdragon 8 Gen 2を搭載しながら、8GB/64GBモデルで6万9800円(12GB/512GBモデルは8万4800円)と価格面も魅力の同機について、発表会での写真を中心に紹介する。
高性能なAndroidタブレットはやや珍しい存在
そんな中、シャオミが7万円を切る価格で発売!
市場では厳しい状況が続いてきたAndroid搭載のタブレット。それでも比較的安価でスペック控えめなモデルは存在し続けてきたが、ハイスペックモデルはレアな存在となっていた。
そんな中、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は7万円を切る価格ながら、性能的にはハイエンド級なのは確実。実際スペックを見ていくと、まずSoCには一世代前にはなるものの、フラグシップ向けのSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており、後述する高解像度でも滑らかな動作を実現する。
そのディスプレーは縦横比3:2の12.4型液晶で解像度はなんと3K(3048×2032)! また、リフレッシュレートも144Hz対応だ。ライバルとなりそうなiPad AirがProMotion非対応であることを考えると強味となるだろう。
そのほかのスペックも背面カメラは5000万画素でインカメラは3200万画素。バッテリー容量は1000mAhで120W急速充電対応となっている。
また、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4はペンやカバー、キーボードなどはすべて別売りになっており、必要に応じて追加できる。「Xiaomi フォーカスペン」は1万4800円でイラストや手書きが可能。面白いのは「AIアート」機能で、絵心がない人が適当に落書きを書いて、その落書きが何を書いたか簡単なテキストメモを追加するだけで、本格的なイラストが自動で生成される。タッチパッドキーボードは1万6800円で、やや硬めの打ち心地ながら、軽快にテキスト入力が可能だ。
Wi-Fiモデルのみなのは少し残念だが、高性能SoCのおかげで軽快な使い勝手やゲームプレイを実現。コンテンツビューアーとしてだけでなく、クリエイティブな用途にも利用できる。すでにシャオミ公式オンラインストアやAmazon.co.jpで販売が開始されており、SNS上で話題になっているのも納得の1台だ。
シャオミ「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 12.4型液晶(3:2) 144Hz対応 |
画面解像度 | 3048×2032 |
サイズ | 278.7×191.58×6.26mm |
重量 | 590g |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
内蔵メモリー | 8/12GB |
内蔵ストレージ | 256/512GB |
無線LAN | Wi-Fi 7 |
カメラ画素数 | 50メガ+2メガ(深度) イン:32メガ |
バッテリー容量 | 10000mAh(120W充電対応) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
カラバリ | グラファイトグレー |
価格 | 6万9800円(8/256GB) 8万4800円(12/512GB) |
■Amazon.co.jpで購入
公開当初、一部スペックが間違っておりました。お詫びして修正します。(5/11 10:00)