米国のAI企業Anlatanは4月23日、いわゆるケモノ系画像の生成に特化したAIモデル「NovelAI Diffusion Furry V3」を発表した。
NovelAI Diffusion Furry V3は、改良されたSDXLアーキテクチャを基に構築された新しい拡散モデル。作成される画像の品質が全体的に向上しており、特に高解像度の画像生成については、これまでのモデル(NovelAI Diffusion Furry V1.3)よりはるかに優れているという。
生成時にはキャラクターの数や体型、背景画像、品質などを指示するタグの利用も可能。四つ足の動物的なスタイルから、ファンタジーに登場するような獣人や人間の身体にケモ耳と尻尾が生えた形態まで、さまざまなケモノ系キャラの生成に対応する。
モデルの学習に使用したデータの詳細は未発表。同社は「NovelAI待望の新しいFurry V3 画像生成モデルで、AIのケモノ道に一歩踏み出しましょう!」と述べている。