米国運輸省道路安全局(NHTSA)は4月17日(現地時間)、EVメーカーテスラの「CYBERTRUCK」に関するリコール(自主回収)情報を公開した。
対象はCYBERTRUCKの2024年式モデルで、台数は3878台。同局によると、アクセルペダルのパッドが外れ、ペダルが内装トリムに巻き込まれることで意図しない加速が起こり、衝突事故につながる危険性があるという。
すでに出荷済みの車両については、テスラが無料でアクセルペダルの交換、または修理を実施する。対象となるユーザーには6月に郵送で通知が届く予定だ。
同社のイーロン・マスクCEOは4月18日、自身のXアカウントでほかのユーザーへ返信する形で、本件に関わる怪我や事故はなかったと述べている。
There were no injuries or accidents because of this. We are just being very cautious.
— Elon Musk (@elonmusk) April 18, 2024
CYBERTRUCKのリコールは今回で2回目。前回は1月に警告灯のフォントサイズの問題が判明し、同社はソフトウェアアップデートで対応している。