楽天モバイルは4月10日、家族割引サービス「最強家族プログラム」の対象ユーザーを拡大した。4月10日以降は親戚や同性パートナー、事実婚でも同プログラムの割引を受けられるようになる。
最強家族プログラムは2月に開始した同社初の家族割引制度。ユーザーが家族割引用グループを作成し、ほかの楽天モバイルユーザーを招待することで、グループの作成者と参加者全員の月額料金が110円割引される仕組みだ。グループには最大で20回線まで参加できるが、複数のグループに同時に参加したり、同じグループに同一名義の回線を2回線以上入れることはできない。
これまで同プログラムではグループの作成者と参加者の名字が同一であることを割引条件としていたため、離れて暮らす家族が利用できる一方、前述した名字変更後の家族や同性パートナー、事実婚といったケースでは利用できないという問題があった。
同社は2月に最強家族プログラムの開始を発表した際、こうした問題の解決に取り組む姿勢を示しており、今回の改定で実現した形だ。