LINE WORKSは4月8日、「LINE WORKS」サービスにおける「LINE WORKSセキュリティホワイトペーパー」を公開した。
情報システム部門はSaaSの利用検討時において、そのサービスの情報セキュリティーについて細かく評価される。そのため、LINE WORKSの情報セキュリティーに関する問い合わせも多く、その都度丁寧に説明していたが、顧客が気にする部分や深さは企業それぞれで、網羅的な説明資料の存在が求められるようになった。
また、SaaSセキュリティーの観点においてはサービス提供側とサービス利用側の責任範囲を明確にする必要があり、サービス事業者としての説明責任を果たすと同時に、データ保護と安全性の確保についてサービス利用者と共同で取り組むという啓発の機会を作るべきであると考え、本ホワイトペーパーの発刊に至ったという。
同社では、このホワイトペーパーを通じてSaaSとしてのLINE WORKSサービスへの透明性を高め、情報システム部門をはじめとするユーザーに対して、LINE WORKSのセキュリティーやデータ保護に対する取り組みについて正しい理解を深めてもらい、安心・安全にサービスを利用するための礎となる資料として広く読まれることを期待しているという。
LINE WORKSセキュリティホワイトペーパーは、誰でもダウンロード可能。LINE WORKSをこれから導入する人だけではなく、すでに利用している顧客にとってもLINE WORKSの管理機能などを利用した安全性の向上に役立つ情報を紹介しているほか、導入前から導入後までの各フェーズにおけるLINE WORKSのセキュリティーおよび個人情報保護に関して網羅的に記載。
LINE WORKSセキュリティホワイトペーパー
発行日:4月8日
ページ数:126ページ
目次・概略
1章: LINE WORKSとは?
LINE WORKSサービスとは何か? LINEとはどう違うのか について解説
2章: 情報セキュリティーと個人情報保護の基礎知識
情報セキュリティーと個人情報保護に関する基礎知識について一般論をもとに解説
3章: LINE WORKSの情報セキュリティと個人情報保護を実現する取り組み
LINE WORKS株式会社における情報セキュリティーおよび個人情報の保護のための取り組みについて解説
4章: LINE WORKSサービスにおける「責任共有モデル」
SaaSサービスに対するセキュリティー上の脅威について、その概要と適切に対応するために必要な「責任共有モデル」をLINE WORKSを例に解説
5章: LINE WORKSサービスをセキュアに利用するための設計と設定
導入担当者向けにLINE WORKSサービスをセキュアに利用するために必要な設計および設定について解説
6章: LINE WORKSサービスをセキュアに運用するための管理機能
運用担当者向けにLINE WORKSサービスをセキュアに運用するために必要な管理機能について解説