日本庭園が春の景色に。三溪園、新緑の遊歩道を特別開放
国指定名勝「三溪園」では、4月中旬から5月中旬にかけてフジ・ヤマブキ・ツツジ・シャガなどの花々が園内を彩り、1年で最も華やかな季節を迎える。これに合わせ、三溪園では「新緑の遊歩道開放」「苺一絵AT三溪園」「新緑の自然観察会」「春の一日庵(いちじつあん)茶会」などのイベントを開催する。また、「さくらそう」「五月人形」など、春を感じさせる季節の展示も楽しめる。
新緑の遊歩道開放
三溪園を代表する新緑スポットである聴秋閣(重要文化財建造物)奥の遊歩道を特別に開放。三重塔を遠望する古建築と新緑が織りなす、この時期にしか味わえない絶景を楽しめる。
日程:4月13日~5月12日
時間:9時~16時30分
料金:無料(入園料別途)
会場:聴秋閣付近
さくらそう展
桜草は江戸時代から愛されている日本の古典園芸植物のひとつ。本展示では、江戸時代からの色や形をとどめたものや近年の改良により新たに生み出されたものなど、小ぶりで愛らしい植物ながらも個性ある桜草をおよそ150鉢展示する。
日程:4月11日~15日
時間:9時~16時(最終日は15時30分迄)
料金:無料(入園料別途)
会場:外苑 中央広場
五月人形展示
端午の節句にちなみ、新たに寄贈を受けた五月人形(村上比奈子氏寄贈)を展示。「豊臣秀吉と従者」など対で飾られる複数組の武者人形は、古くは江戸時代後期まで遡る貴重なもので、ほかに馬・兜・武具類など一式も伴っている。古格ある武者人形の揃いが、江戸時代に建てられた旧矢箆原家住宅の座敷を豪華に彩る。
日程:4月26日~5月14日
料金:無料(入園料別途)
会場:旧矢箆原家住宅
苺一絵AT三溪園
「苺が一期一会の気持ちで似顔絵を描きます」をコンセプトに「苺一絵」をセルフプロデュースするholidayのアートディレクター堀出隼氏が、シンプル且つポップなタッチの似顔絵を描く。
日程:4月28日
時間:10時~16時(所要時間およそ10分)
料金:1人1500円/2人2500円/3人以上3500円(入園料別途)
会場:春草廬隣接の待合所(雨天時:三溪園記念館エントランスホール)
申込:不要
三溪園 概要
場所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9時~17時(最終入園16時30分)
入園料:大人 900円/小中学生 200円
横浜市内在住の65歳以上 700円(公的証明書の提示が必要)
TEL:045-621-0635
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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