日本HPは3月27日 、ノートPCのポートフォリオを拡充し、個人向けEnvyシリーズや法人向けHP EliteBookシリーズ、プロフェッショナル向けモバイルワークステーションHP ZBookシリーズを発表した。
新モデルの特長として、AI技術を活用しやすくするようにCopilot in Windowsを搭載するほか、HPビジネスPCのセキュリティーの基盤となるHP Endpoint Security Controller(ESC)チップを刷新し、ハッキングからファームウェアを保護する量子コンピューティングを活用。
法人向けノートPC HP EliteBookシリーズは、インテルCore Ultra 5および7プロセッサーまたは次世代AMD Ryzenプロセッサーと、専用のNPUを搭載。AIを活用してデバイスのノイズ、温度、パフォーマンスなどの要素をワークフローに合わせて自動的に最適化するHP Smart Senseを搭載するほか、Poly StudioのオーディオとDynamic Voice Leveling、AIノイズリダクション、および自動フレーミングなどの機能を備える。14型「HP EliteBook 1040 G11」や、新たに13.3型の「HP EliteBook 830 G11」も追加された「HP EliteBook 800 G11シリーズ」、16:10アスペクト比のディスプレーを備えた「HP EliteBook 635 Aero G11」がラインアップ。
モバイルワークステーションのHP ZBookシリーズはインテル Core Ultraプロセッサーを搭載。新設計の16型シャーシ、Core Ultraプロセッサーおよび最高でNVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPUを搭載する「HP ZBook Power G11」、最高でNVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPUまたはNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載する「HP ZBook Studio G11」などをラインアップ。
なお、HP EliteBookシリーズとHP ZBookシリーズの一部製品に、電源オフ時やインターネットに接続されていないときでもPCの位置情報を検索し、ロック、データ消去が可能な「HP Protect and Trace with Wolf Connect」ソリューションモデルを設定し、7月以降順次販売する。
個人向けノートPCのHP Envyシリーズでは、AIテクノロジー内蔵PCのラインアップをプレミアムノートPCのHP Spectreシリーズに加えHP Envyシリーズに拡充。14型と16型の2サイズが用意されr、「HP Envy x360 16」はグレイシャーシルバー、「HP Envy x360 14」はメテオシルバーとミッドナイトブルー(インテルのみ)の2色展開。
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