【内覧会レポート】第8回横浜トリエンナーレが開幕!【アートさんぽ】

文●横浜LoveWalker編集部

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 横浜で3年ごとに行われる現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ」。第8回となる今回は3月15日(金)~6月9日(日)の期間、「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに開催される。内覧会にてその模様を体験してきた。

 アーティスティック・ディレクター、リウ・ディン(劉鼎)、キャロル・インホワ・ルー (盧迎華)により、多くのプログラムが横浜美術館を中心に展開される。ちなみに横浜美術館は改修工事を経て、今回のトリエンナーレをもってリニューアルオープン。新しい美術館の形も体感できる。

 「野草」は中国の小説家、魯迅(ろじん)の「野草」が由来となっており、これをスタートに、さまざまな歴史的な出来事とリンクしていく。そこに参加する93組のアーティストがどのように絡んでゆくのかは会場で確かめてみよう。新しい発見があるはずだ。

 横浜美術館以外にも、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路の全5会場で開催される。また市内の各拠点では「アートもりもり!」の名称のもと、テーマ「野草」を踏まえさまざまな展示やプログラムが行われる。

 トリエンナーレ開始当初から掲げる「現代アートの良質の入門編になる」を体現するように、横浜の街中にアートが広がっていく形だ。

 また今回の横浜トリエンナーレ会期中は、横浜美術館にワークショップを体験したりのんびり休憩したりできる「こどものアートひろば『はらっぱ』」も誕生。気軽にアートと出会う機会が増えている。

 横浜中で展開されるアートの祭典を体験しに行ってみよう!

 (横浜LoveWalker編集部)

第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」
開催期間:3月15日~6月9日
休場⽇:毎週⽊曜(4月4日、5月2日、6月6日を除く)
時間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)
※6月6日~6月9日は20:00まで開場
場所:横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、
クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路