電動化に積極的なメーカーが試乗会は大盛況
住民向けEV試乗会は、WeCharge側がディーラーに声をかけることで実現したイベント。担当者によると「電動化に積極的なメーカーに声をかけてみました」ということでアウディ/Q4、フォルクスワーゲン/ID.4、ポルシェ/タイカン・クロスツーリズモ、日産/サクラ、ヒョンデ/アイオニック5が集まりました。
試乗時間は約30分で無料。参加した方のほとんどが電気自動車初体験。ご家族で参加された方にお話を伺うと「まず、ようやくうちの駐車場にも充電設備ができたと思いました。遅かったくらいですね」と、待ち望んでいたことを告白。初めて電気自動車を運転し「とてもいいと思いました。静かですし、乗り心地もよかったです」と笑顔をみせてくれました。
ディーラー側に話を伺うと「充電設備がなければ選択されませんよね。これで選択肢に入ってくださる環境が整ったと思います」とのこと。そして「お客様との新しいタッチポイントができたということで、今回のような試乗会に参加できてうれしく思います」と語りました。
一方、「ここの駐車場の最大重量が2トンなんですよ。この規制を取り外してくれたら……」とも。電気自動車のうち、大型の上級グレードは2トンを超えてくるので、今度は重量制限の壁ができるのでは、と危惧されていました。
WeCharge担当者は「予想以上の反響に驚きました。皆さん電気自動車にご興味があるのですね。今後、ほかのブランドにもお声がけして2回目、3回目と続けていきたい」と意欲をみせてくれました。
東京都は2025年4月から、新規の駐車場におけるEV充電設備の設置義務化をします。そうなると充電設備のない駐車場は借り手がつかず、資産価値がない(=賃料減少)になるのは明白です。一足早く動いた「亀戸レジデンス」管理組合の英断に拍手を贈るとともに、ほかのマンション管理組合は、補助金が出ている今のうちに設置されることを強くオススメします。2025年は、すぐそこですよ。