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UPDATE EARTH 2024 ミライMATSURI@前橋レポート 第21回

「UPDATE EARTH in前橋」まるごと生放送レポート

「へんな人」はやっぱり面白い! 愛と熱が伝わるリアルイベントに触れた者たちの想い

2024年03月07日 16時00分更新

文● ASCII

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 3月2日に開催された「UPDATE EARTH 2024」では、アスキーYouTubeチャンネルにて『観るだけで行った気になれる!「UPDATE EARTH in前橋」まるごと生放送』を配信した。

 メインステージで登壇中のつばさに変わり、MCはASCIIブランド総編集長の小林久が引き続き担当。“敏腕”編集者のムラリンとジサトライッペイとともに進める。

 生放送の最後を飾るコーナー4では、編集者によるイベントレポートや感想を交えながらUPDATE EARTHを振り返った。

波力発電で家10軒ぶんの電力!?

気になったブースを滑り込みで紹介するムラリン

 まず初めにムラリンが紹介したのが、Yellow Duck株式会社の発電システム。内部の機械が揺れることで電力を生み出す波力発電だ。

展示用のマシン。実際には半径4~5mぐらいのサイズとのこと

 ブースに並んでいるのはプロトタイプだが、実際には半径4~5mぐらいのサイズで、家10軒ぶんぐらいの電力が賄えるとのこと。

 将来的にはバッテリーを搭載して、沖合に持っていき、タンカーなどで回収をすることで、海のない場所にも電力を供給することを目指すという。

 また、現在静岡県で実証実験中で、発電したものでEVを充電しているなど今後が楽しみだ。

コーナーの途中でつばさが帰還。メインステージの熱量の高さを語った

見え方によって調整可能なオートフォーカスグラス

ジサトライッペイが紹介する株式会社エルシオ

 ジサトライッペイが紹介したのが、株式会社エルシオのオートフォーカスグラスだ。

 同社は「ヘルスケアAIを搭載したオートフォーカスグラス用システム開発」を行っている。「見える」と「見る」の違いを兼ね備えたオートフォーカスグラスが少ない中、同社は開発を重ねサンプルのメガネを展示していた。

サンプルで展示していた老眼用のオートフォーカスグラス

 メガネのグラス部分は液晶を採用している。また、調整することで老眼だけでなく、緑内障や斜視などの眼病にも合わせることができるという。

 次はワイヤレスで8時間の駆動を目指しているとのこと。

熱量を肌で感じるリアルイベントのよさ

イベントの感想を述べる遠藤諭(真ん中)と玉置泰紀(右)

 続いて登場したのが、角川アスキー総合研究所 顧問 首席研究員の遠藤諭とエリアLove Walker総編集長の玉置泰紀。

 久しぶりにリアルイベントを訪れた遠藤。新鮮でとても刺激的だったとまとめた。

 また、イノベーションには新しいトレンドが必要だと語る遠藤。今でいうとAIが大きな波を作り出していて大きな変化を生み出していると語る。

 一方、歩いて県庁まで訪ね、EVカートのブースを見てきたと語る玉置。その道中で、前橋城も訪れた。その土地に寄り添うエリアLove Walkerの総編集長らしい一面も見られた。

リアルイベントで直接触れる「UPDATE EARTHでちょっと離れていた人間関係もアップデート」とまとめた玉置

ラーメンを通じてAIの存在を広める!? AIラーメンの取り組み

 続いて登場したのが、ロックバンド「サニーデイ・サービス」の田中貴氏とラーメンWalker編集部の松本桂汰。イベントに出店したAIラーメンについて語った。

「サニーデイ・サービス」の田中貴氏(右)とラーメンWalker編集部の松本桂汰(真ん中)

 松本によると、AIラーメンの開発にあたった店主さんは、「前橋の名産を使ったラーメンは?」や「100年後に残るラーメンは?」のように真面目なやりとりをAIとしていたそうだが、徐々に仕事に愚痴を相談するようになっていったという。

 また、松本は、ラーメンイベントではないので人が来てくれるか不安だったが、ラーメンファンもテクノロジーが好きな人も来てくれてとても嬉しかったと語った。AIやテクノロジーに詳しくない人でもラーメンを通じてAIなどに興味を持ってくれたのではないかと続けた。

田中氏も食べた「AI前橋ラーメン~前橋もつ煮ラーメン(味噌味)~」

 田中氏はキレイな今どきのラーメンではなく、ご当地のラーメンが出てきて驚いたと語った。

 普段食べられないラーメンをお祭り感を感じながら食べる体験はとても素晴らしいと続けた。

次回のラーメンやライブをAIに考えさせようと語る松本と田中氏

普段とは違うアスキー生放送! 確かに感じた熱量

生放送の最後をかざるアスキー編集部メンバー

 生放送のラストを飾るのは、ASCIIブランド総編集長の小林久、“敏腕”編集者のムラリンとジサトライッペイだ。

この規模の配信で楽しかったと言えるつばさに心酔気味のイッペイ

 テクノロジー系のイベントに初出席だったイッペイ。非常に新鮮で楽しかったという反面、大きな会場に完全に呑まれたという。

 ムラリンは次の機会があればぜひ、現地で体験してほしいと述べた。出展している人は面白くて変な人がたくさんいる。変な人だが、熱量や愛が確かにあり、やはりそれが伝わるのが現地で直接触れることだと続けた。

 小林は、長時間の配信と取材で充実感があったと語った。

最後は「UPDATE EARTH前橋!」のコールで締めた生放送

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