従来製品から脅威防御性能や電源効率を向上
チェック・ポイント、AIエンジン統合の管理プラットフォーム搭載FW「Quantum Force」シリーズを発表
2024年03月04日 17時00分更新
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、2024年2月21日(オーストリア時間)、ファイアウォール製品「Quantum Force」シリーズを発表した。データセンターやネットワーク境界・キャンパス、大企業向けのモデルとして10製品が展開される。
Quantum Forceは、クラウドベースのセキュリティインテリジェンスや自動脅威対応システム、50以上のAIエンジンを統合した管理プラットフォーム「Infinity Platform」を搭載しており、AIを用いた最大1Tbpsの脅威防止機能を提供、マルウェアブロック率は99.8%だとする。
また、従来製品の倍となる最大63.5Gbpsの脅威防止性能を備え、2RU/1RUのフォームファクターを採用、1/10/25/40/100Gbpsのインターフェイスを搭載する。独自のモジュラーと柔軟性の高いアーキテクチャーで、従来製品から倍の電源効率を実現しており、ネットワーク要件にシームレスに適応できるよう設計されている。
加えて、統合されたセキュリティおよびポリシー管理により、オンプレミスからクラウド、FWaaS(FireWall as a Service)環境全体にわたって一元管理ができ、セキュリティ運用を合理化する。