内部パーツが見えるスケルトンボディが魅力
コストを抑えたゲーミングノートPCでも十分ゲームが楽しめるか検証してみた「Cyborg 14 A13U」シリーズレビュー
キーボードはLEDバックライト付きで、WASDキーと電源ボタンがスケルトン仕様になっている。タッチパッドは広く滑らかなタッチ感で、タイピングしながら親指でカーソル操作を行ないやすくなっている。
グラフィックスの調整次第で快適にプレイ
さっそく性能をチェックすべく、各種ベンチマークテストを行なってみた。テストを行なうにあたっては、ACアダプターを接続した状態で、電源オプションの設定を「最適なパフォーマンス」に。「MSI Center」アプリではパフォーマンス調整する「User Scenario」で「MSI AI Engine」と「究極のパフォーマンス」(GPUのコアクロックを+150MHzにしてCooler Boostをオン)の2つを選択。「GPU Switch」の設定は「MSIHybridグラフィックモード」にして実行している。
まずは、CPUとGPUの性能を測る「CINEBENCH R23」と「CINEBENCH 2024」を実行した。それぞれデフォルトの設定で、10分間回したときの値を結果としている。
「CINEBENCH R23」のスコアは、MSI AI Engineモードだとマルチコアが13130pts、シングルコアが1861ptsと16スレッドとしてはなかなかの数値。究極のパフォーマンスモードは、若干の上乗せがある程度だった。
一方「CINEBENCH 2024」は、MSI AI EngineモードのGPUが3398ptsとエントリークラスの性能で、マルチコアが790pts、シングルコアが111ptsとCPU性能は頑張っている。こちらも究極のパフォーマンスモードは若干上乗せがある程度だ。通常利用時は無理せずMSI AI Engineの設定で十分だろう。
続いて、アプリの動作性能をチェックする「PCMark 10」を実行。結果はスコアが7200を超えて、ゲームだけでなくビジネスやクリエイティブ用途としても十分活用できそうだ。MSI AI Engineと究極のパフォーマンスとでほとんど差がないので、MSI AI Engineでの自動調整が非常に長けているようである。
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