ゲーマーであれば、出張や帰省時に自宅にいなくてもゲームをプレイしたいと思うことは結構あるのではないでしょうか。そんなときに持っていると便利なのが、ゲーミングノートパソコンです。
実際に私もそうで、帰省したときや出張に行った際にも、時間が空けばゲームしたいですし、普段遊んでいるのが「リーグ・オブ・レジェンド」や「VALORANT」といったように、PC版オンリーのタイトルが多いので、ゲーミングノートパソコンはどこにでも持って行きます。
現在は15.6型のモデルを使っており、ちょっと大きいな……と思いつつも、満足して使っていました。しかし、そんな折に14型のゲーミングノートパソコンに触れる機会があり、ちょっと心が揺れかけました。そのマシンとは、GALLERIAのGeForce RTX 4050を搭載する「GALLERIA RM7C-R45」です。
本機が搭載しているディスプレーは、解像度が1920×1080ドット(フルHD)で、リフレッシュレートは144Hzなので、ほとんどのゲームタイトルはRTX 4050で十分。私がよくプレイしているタイトルなら、快適に遊べるスペックとなっています。
正直GALLERIA RM7C-R45を触ってみて、「14型いいじゃないか……」となっている自分がいます。そこで、実際に14型と15.6型を使ってみて、項目ごとにどういった人にオススメかというのを紹介していきたいと思います。
画面の大きさ重視なら15.6型、モバイル重視なら14型
持ち運ぶ頻度が高いなら14型、いざというときに持ち運ぶなら15.6型
まずは、当たり前の話ではありますがやはり持ち運ぶとしたら、15.6型より14型のほうが快適です。15.6型のゲーミングノートパソコンは、ほとんど2kgを超える重量となっています。私はリュックに入れて持ち運んでいますが、ACアダプターを含めると結構重たいです。
GALLERIA RM7C-R45の重さは約1.8kg。私が持っているゲーミングノートパソコンが約2.3kgなので、だいたい500gくらい軽い計算になります。加えて、ACアダプターも比較的小さめなので、一緒に持ち運ぶ際にも楽です。
なお持運んでいて感じるのは、重さもですがサイズも重要に感じます。15.6型ですと持ち運ぶためのリュックやバッグもそれなりの大きさが必要になります。また、取り出す際にも、14型のほうがパッと取り出しやすい印象を受けました。
ちなみに、私は仕事で15.6型ゲーミングノートパソコンを持って行く際、サードパーティーのUSB Type-C接続のACアダプターを持ち運んでいます。純正のACアダプターが大きく、仕事のみの場合は一緒に持って行きたくないからです。ただ、帰省や出張時はゲームプレイも用途に入っているため、純正のアダプターを持っていきます。純正でないと、GPUの性能が存分に発揮できない場合があるからです。それを考えると、純正のACアダプターが小さいというのは魅力的です。
そのため、ゲームプレイだけでなく仕事のメインマシンとして使いたい、ゲームがしっかり動くマシンでもなるべくかさばらず軽い状態で運びたいという人は、14型のほうがオススメです。また、自宅にゲーム用のデスクトップがあるという場合は、自宅ではそちらを使うと思うので、持運びやすい14型にするという選択肢もありかもしれません。
逆に、ゲーミングノートパソコン1台で自宅でも外出先でも使いたい、仕事には使わず持って行った先でゲーム用途のみで使用する人であれば、より画面が大きな15.6型を選択するといいかもしれません。また、仕事において資料作成やメールのやりとり、ウェブブラウジングといった作業以外に、写真・動画編集にも使いたいという人も、素材がチェックしやすい15.6型のほうがオススメだと感じます。
また、持運ぶ頻度によってもオススメと感じるサイズは変わってきます。あまり頻繁に持ち運ばないのであれば、15.6型でもそんなに負担に感じることはありませんが、会社に持って行く、外出がとても多いなど、持運ぶ頻度が高い人は、14型のほうがいいと思います。
テンキーが必要なら15.6型、必要なければ14型
前述で、写真・動画編集したい人は15.6型のほうがいいかもということを書きましたが、仕事でもゲーミングノートパソコンを使うとき、テンキーを使いたいという人は15.6型のほうがいいかもしれません。Excelでたくさん数字を入力するといった際に、テンキーがあったほうが便利な場合があります。そういった方は、テンキーが付属した15.6型のほうが作業効率があがります。
しかし、私は普段テンキーは使わないので、テンキーがない14型でも全然問題ないです。GALLERIA RM7C-R45の場合は、14型ながら文字キーやゲームで頻繁に使うスペース、左シフト、Ctrlといったキーの大きさがしっかりと確保されているので、ゲームは遊びやすかったです。
15.6型の場合は、テンキーレスモデルもありますがテンキー付きモデルのほうが多い印象です。逆に、14型は筐体サイズが小さいぶん、テンキー付きモデルはあまり見たことがないです。もしあったとしても、結構キーサイズが小さくなることが予想されるので、ゲーミングノートでもテンキーがほしいという場合は、必然的に15.6型のほうがいいというわけです。
カジュアルに楽しみたい場合は14型、外でもガチ練習したい場合は15.6型
ゲームの遊び方によっても、14型と15.6型は選択肢が変わるなと感じています。例えば、ガチでゲームプレイをしていて、どこでも練習したいといった用途の場合は、15.6型のほうがいいと思います。
例えばFPSやバトルロイヤルといったジャンルだと、遠い敵をいち早く視認するというのはとても重要になってきます。その際に画面サイズは結構重要で、14型だとちょっと小さいように感じます。外出先でもガチでランクマッチに挑んだり、勝つために練習したりしたいという場合は、15.6型のほうがいいかもしれません。
しかし、私のように色々なゲームをカジュアルに楽しみたいという人は、14型でもそこまで気にならないと思います。
以上のように、どのように使うかによって14型と15.6型どっちがいいかは変わってくると思っています。以下にまとめてみました。
14型がオススメと感じる人
・持ち運び重視
・ゲーミングノートを持ち運ぶ頻度が高い
・外出先でゲームにも日々の仕事にも使う
・テンキーはいらない
・外出先ではカジュアルにゲームを楽しみたい
15.6型がオススメと感じる人
・画面の大きさ重視
・ゲーミングノートを持ち運ぶ頻度は少ない
・自宅でもメインマシンとして使いたい
・テンキーが必要
・外出先でもガチのランクマッチや練習に使いたい
このほかにも、14型か15.6型どちらを選択するかの理由は、色々あると思います。とはいえ、どっちを買えばいいか迷っているという人は、自分の用途を照らし合せて、選択してみてはいかがでしょうか。