27X-360(JN-360IPS27FHDR-HSP)をレビュー
高リフレッシュレートはどっち?360Hzと144Hzのディスプレーで違いが分かるのか試す
提供: 株式会社JAPANNEXT
編集部員は360Hzと144Hzを見分けられるのか?
それでは、編集部の2人に試してもらおう。前述した27X-360と、JAPANNEXT製で144Hzの27型ディスプレーを用意し、どちらのリフレッシュレートが高いのか伝えないまま、360Hzのほうを当ててもらった。
普段、自宅ではリフレッシュレート240Hzの24.5型フルHDディスプレーを使用しているというヤヒロ。日常的に高リフレッシュレートのモデルを使用しているため、144Hzだと普段より低く、360Hzだと普段より高いことになるが果たして……。
両ディスプレーで試した結果、360Hzのディスプレーを使用した際は、「VALORANT」の射撃テストのスコアーが普段より向上。リフレッシュレートだけでなく、27型と普段より画面サイズが大きくなったことでより使いやすさを感じたとのことだ。
ジサトラヒロムは、自宅ではリフレッシュレート144Hz、23.5型のフルHDディスプレーを使用しているとのこと。今回、2つのディスプレーを試してみたところ、かなりの時間悩んでいた。
普段使いの144Hzに慣れているためか、144Hzのディスプレーを使用した際に使いやすさを感じるとのこと。しかし、360Hzのディスプレーに慣れた後に144Hzのディスプレーを使用すると、若干画面酔いしたという。リフレッシュレートが低い→高いへと変えるよりも、高い→低いへと変えた際の違和感のほうが大きいのかもしれない。そんなこんなで散々悩んだのち、結局360Hzのモデルを誤って選択。とはいえ、違い自体は感じていたようだ。
ちなみに、144Hzで27型WQHD(2560×1440ドット)のディスプレーを使用している筆者が試してみたところだと、ゲーム上で視点をゆっくりと動かした際に若干360Hzのほうが滑らかかも……? といった印象だった。
セッティングした側なのでクイズ形式で試すことはできなかったが、試し方によっては恐らく分かるのでは、という違いに感じた。
高リフレッシュレートは“慣れたら戻れない”
今回試した編集部メンバーだと、「144Hzと360Hzの高低はともかく、違いは感じる」という印象だった。
ジサトラヒロムの意見でもあったように、高いリフレッシュレートに慣れてから低いものを使うと違和感を感じやすいということもある。一目で衝撃を受けるというような体験ではないかもしれないが、日常的に使ってこそ良さが分かるものなのかもしれない。
もちろん、人によっては一目見ただけで違いを体感できる人もいるだろうし、逆にほとんど分からないという人もいるかもしれない。その辺りは個人差があるだろうが、一般ゲーマーレベルの編集部員ではこれくらい、という参考にしていただければ幸いだ。
また、27型というサイズも重要なファクターだ。あまり大きすぎるとスペースを取るだけでなく、画面端のほうが視界に入りづらいという問題が出てくるが、これくらいのサイズなら視野的にも十分で、24型などよりも画面が大きくて見やすくなる。
実際、24型前後で144~240Hzのディスプレーを使用している人は多いと思うが、より良いゲーミング環境を揃えたい人は、27X-360のようなワンランク上のモデルを検討してみるのもアリだ。
27X-360(JN-360IPS27FHDR-HSP)の主なスペック | |
---|---|
パネル | 27型IPS(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
表示色 | 約1677万色 |
最大輝度 | 450cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
リフレッシュレート | 最大360Hz |
応答速度 | 3ms(オーバードライブ使用時、GTG) |
インターフェース | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2、オーディオ出力ほか |
チルト | -5度~+20度 |
高さ調節 | 130mm |
スイーベル | 左30度、右30度 |
ピボット | 90度 |
サイズ/重量 | 約615(W)×220(D)×433~563(H)mm/約5kg |
その他 | AMD FreeSync、DisplayHDR 400、VESAマウント(100×100mm) |
直販価格 | 4万9980円 |
(提供:株式会社JAPANNEXT)
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