エリアLOVEWalker総編集長・玉置泰紀のまち散歩 第3回
和歌山、三重、奈良の3県が「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年記念サミットを、秋葉原で開催したので行ってみたぞ
和歌山、三重、奈良の3県は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を中心とした紀伊半島地域の観光振興と地域活性化を図るため、世界遺産等を活用した事業を共同で推進する「吉野・高野・熊野の国」事業に平成22年度から取り組んでいるが、2024年7月7日に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えることを記念して2月8日、メディア関係者・旅行事業者等を対象に記念サミットを、秋葉原UDXシアターで開催した。
筆者も関西ウォーカー、東海ウォーカーの編集長時代から、熊野古道や高野山、熊野三山に、プライベートでも取材でも足繁く通ってきた事もあり、節目の3県の取り組みを確かめるべく駆けつけた。
サミットには、「死ぬまでに行きたい︕世界の絶景」プロデューサーの詩歩氏をゲストに、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の絶景スポットを題材とした記念トークショーや3県(和歌山県・三重県・奈良県)知事との記念トークセッション、沿線市町村長による地域の魅力紹介もあり、大きく盛り上がった。
山下 真・奈良県知事、一見勝之・三重県知事、岸本周平・和歌山県知事が世界遺産登録20周年の取り組みを大公開
詩歩氏と、山下 真・奈良県知事、一見勝之・三重県知事、岸本周平・和歌山県知事との記念トークセッションでは、それぞれの知事から、各県の取り組みの説明があり、それぞれの知事の説明の後、詩歩氏から感想が入る形で進んだ。各知事の発表は以下の通り。
■山下 真・奈良県知事
登録20周年を機に、「奈良観光見本市(仮称)」を開催する予定で準備を進めているという。また、交通系などのプロモーションやSNSなどの活用に力を入れていくという。
■一見勝之・三重県知事
熊野古道サポーターズクラブや、地元高校生、企業による環境の保全活動に取り組むなど、熊野古道伊勢路のアピールに取り組んでいる。
■岸本周平・和歌山県知事
スピリチュアリティ、サステイナビリティ、セレニティの3つのSが和歌山にあることから、県が推し進めている聖地リゾートについて語った。
https://www.wakayama-kanko.or.jp/inquiries/icon/statement/
詩歩氏が推しの”世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の絶景スポット”はここだ
詩歩氏が熊野古道を初めて訪れたのは2014年。フリーランスになって初めて訪れた場所だったそう。これまでに、少なくとも10回以上は来ている、とのこと。今回は春夏秋冬のおすすめの絶景を紹介してくれた。春〜冬の順に紹介して、更に、イベント系など、おまけも。昼や夜、朝など時間での違いも楽しい。
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