デル・テクノロジーズは、JR東日本メカトロニクスが働き方改革の一環として、デル・テクノロジーズのノートPC「Dell Latitude 7430 2-in-1」を導入した事例を発表した。
JR東日本メカトロニクスは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の100%出資子会社として交通系ICカード関連のソリューションや駅務機器・駅設備の企画、設計、開発、販売、設置、メンテナンスなどを手がけている。1992年の設立以来、東京の本社と東日本を中心に広がる支店網を通じて、こうした事業を展開するほか、交通系ICカードのリーディングカンパニーとして、Suicaをはじめとする交通系ICカードの利便性を向上させる各種ソリューションの開発・提供も事業の柱としている。従業員数は1441人(2023年4月時点)で、その多くを設計・開発担当の技術者や駅務機器・設備の新設工事、保守などを担う技術者が占めている。
JR東日本メカトロニクスは、2015年から業務用PCの標準機としてデル・テクノロジーズのPCを使用しており、2019年には処理性能の高さを重視する技術者に向けて同社のノートPCをさらに700台導入した。同社の技術者の中には、駅務機器・駅設備の設計、開発、新設工事、保守の担当者など、CADソフトウェアを日常的に使用する従業員が多いため、使用するPCには高い処理性能とコストパフォーマンス、安定した動作が求められていた。導入したノートPCはその要件を十分に満たしていたが、社内での使用を前提にしていたため、設備工事や保守の現場での使用に適した機種に対する需要が増加した。技術者からは、現場での使用には一般的なノートPCよりもタッチパネルを採用したタブレットの方が利便性に優れているとの要望が挙がった。
タブレットであれば工事や保守の現場で作業をしながら、タッチ操作でのCAD図面の呼び出しや参照、資料の編集が簡単にできる。机上でCAD図面を書いたり、多くのデータを入力したり、ソフトウェア開発の作業をするためには一般的なノートPCの使い方が適している。技術者の全員がタブレットを必要としているわけでもなかったという。
JR東日本メカトロニクスは、こうしたニーズに最適な2-in-1タイプのノートPC Dell Latitude 7430 2-in-1の導入を決定した。
Dell Latitude 7430 2-in-1は、処理性能としてCADソフトウェアの使用や将来的なWindows 11への移行に対応できるハイスペックな機種で、「のぞき見検知」や「ルックアウェイ検知」などを実現する「Intelligent Privacy」が標準で備わっているため、手間とコストをかけることなくセキュリティー強度を高めることが可能だ。
Dell Latitude 7430 2-in-1の運用を開始以降、同製品に対する社内の評判は高く、技術者による活用も進んでいる。技術者からは「タッチ操作でPCが使えるのは便利」といった声が挙がっており、現場ではDell Latitude 7430 2-in-1をタブレットとしても活用し、作業を進めている姿も見られる。
同社では、今後、技術者たちがDell Latitude 7430 2-in-1の扱いにさらに慣れ、社外の現場でCAD図面を参照したり、資料を編集したり、グループウェアを使ったりするといった活用のスタイルが定着すれば、業務の効率性、生産性が大きく向上すると期待している。
Dell Latitude 7430 2-in-1に対する期待の大きさと評価の高さから、同製品の導入に続き計画されている900台のノートPCの刷新においても、デル・テクノロジーズの製品を従業員が選択できる機種に加えることが予定されているなど、同社による働き方改革の推進力として、デル・テクノロジーズのノートPCは活躍の場を広げつつある。
Dell Latitude 7430 2-in-1 導入効果
・タッチ操作が可能なタブレットとしても機能するノートPCの採用で、技術者が現場作業をしながらPC操作ができる環境を整備
・デル・テクノロジーズのノートPCが標準で備える、PC画面ののぞき見防止の機能によってモバイルワークのセキュリティーレベルを手間なくアップ
・技術者によるCADソフトウェアの日常的な使用と、将来的なWindows 11への移行にも十分対応できるノートPCの性能を確保
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