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速度で選ぶか、長さとしなやかさかで選ぶか

iPhone 15で使うUSB-Cケーブル、ちゃんと用途別で選んでる?

2024年02月01日 07時30分更新

文● 島徹/編集部(撮影 髙橋智)

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iPhone15 USBTypeC

この記事は『週刊アスキー』1461号(2023年10月17日発売)に掲載されたものです。製品情報や発売日、価格などは変更されている場合がありますので、ご了承ください。

対応周辺機器を選ぶポイントも
あわせてチェックしよう

 2012年発売の「iPhone 5」から採用されたLightningに代わり、端子がUSB Type-C(以下、USB-C)となったiPhone 15シリーズ。Macや一部のiPadではUSB-C化が進んでいたものの、エコシステムの中核であるiPhoneがUSB-Cに移行することで、周辺機器が共用しやすくなった。特に15 Proシリーズは、弱点だったデータ転送速度が向上。4K動画などの大容量ファイルの受け渡しが高速化したのも大きなメリットだ。

日常的に利用するUSB-Cケーブルは
用途に応じて賢く使い分けよう

 USB-Cケーブルを選ぶ場合は、用途に応じた仕様を選ぼう。日常生活での充電に使うなら、細くて長いUSB 2.0ケーブルが便利。充電しながら操作する際に、端子への負担を抑えられるからだ。

 PCや外付けSSDと接続しての最大10Gbpsデータ転送を活用するなら、USB 3.2 Gen 2以上に対応したUSB-Cケーブルが必要。長く使うなら、USB 4など上位規格の製品を選ぼう。

iPhone15 USBTypeCケーブル

USB 3.2 Gen 2以上のケーブルは太い。充電だけならUSB 2.0ケーブルが安価で便利

■オススメ!
Belkin「CONNECT Thunderbolt 4 ケーブル 2M, Active」
(Thunderbolt 4)

iPhone15 USBTypeCケーブル

40Gbps対応かつUSB 4との互換性をもつ2mケーブル。高額だが、長くて全部入りのケーブルが欲しい人に向く

■Amazon.co.jpで購入

■オススメ!
アンカー・ジャパン「Anker 515 USB-C & USB-Cケーブル(1m)」
(USB 4 Gen 3×2)

iPhone15 USBTypeCケーブル

USB 4の40Gbpsデータ転送に対応。現時点で利用する機会はほぼないが、USB PD EPRの240W電力供給にも対応する

■Amazon.co.jpで購入

■オススメ!
RAMPOW「USB C ケーブル 100W PD対応(1m)」
(USB 3.2 Gen 2×2)

iPhone15 USBTypeCケーブル

一部のNVMe SSDケースなどが対応する、20Gbpsデータ転送に対応。安価に10Gbpsケーブルを買うならこのクラスがお得

■Amazon.co.jpで購入

■オススメ!
エレコム「USB Type-Cケーブル(2m)MPA-CCSS20WH」
(USB 2.0)

iPhone15 USBTypeC

長さ2mでUSB PD 60Wに対応した、標準的なUSB 2.0ケーブル。USB 3.2以上のケーブルと比べて細く、日常使いしやすい

■Amazon.co.jpで購入

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