ファーウェイ・ジャパンが2023年10月24日に発売した「HUAWEI WATCH GT 4」の46mmモデルをiPhone 15 Proとペアリングして使っています。4回に渡るレビューは今回が最終回。1ヵ月ほど使ってわかった基本機能の使い勝手やカスタマイズ性について、紹介します。
無料でも十分に楽しめる文字盤カスタマイズ
HUAWEI WATCH GT 4には46mmモデルと41mmモデルがあり、筆者が使っているのは46mmモデル。約1.43インチの大画面ディスプレーは発色のよいAMOLED(有機EL)で、解像度は466×466ピクセルです。表示される情報が見やすいことが利点。また、自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできます。
まず、文字盤は11種類のデザインがプリセットされていて、それぞれ配色を変えたり、表示する機能を変えたりできます。時刻や目標の達成状況によって開花が進むアニメーションといった、ユニークな文字盤もプリセットされています。
さらに、「HUAWEI ヘルスケア」アプリで、好みの文字盤をダウンロードして追加することも可能。ファーウェイによると、文字盤のデザインは1万種類以上。有料(購入にはクレジットカードの登録が必要)のものもありますが、無料のものもたくさんあり、それだけでも十分に満足できそうです。
GT 4のディスプレーは高精細なので、アナログ時計のように見せることもできるし、アート系の文字盤を選んで、フツーの時計ではない趣を演出することもできます。
ディスプレーの明るさは自動調整が可能。常に現在時刻を確認できる「常時表示」にも設定できます。その場合、明るく点灯した状態と、暗めに表示される待機中とで、デザインが若干変わるのもおもしろいところ。なお、常時表示を有効にすると電池持ちは悪くなりますが、筆者が実際に使った感覚では、1日の電池消耗はせいぜい20%程度で、5日ほどの連続使用は見込めそうです。

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