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等身大ホログラムが高校バスケ「SoftBank ウインターカップ2023」で体験できる!

2023年12月26日 10時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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◆SFの世界に追いついた! 超リアルホログラムからメッセージが聞ける

 2023年12月23~29日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2023」が開催されています。高校バスケットボールのナンバーワンを競う大会で、全国から勝ち上がった男女60校が出場し、連日、熱戦を繰り広げています。

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高校バスケの全国大会「SoftBank ウインターカップ2023」は、2023年12月23~29日に東京体育館で開催中

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ソフトバンクが特別協賛

 ソフトバンクは、ウインターカップの期間中、会場の東京体育館に等身大ホログラムデバイス「Proto EPIC」を設置。来場者は、大会アンバサダーの河村勇輝選手と平下愛佳選手、公式テーマソングを歌うLIL LEAGUEの等身大ホログラムからメッセージを聞いたり、一緒に写真を撮ったりできる趣向。また、来場者自身がホログラムに投影される体験もできます。

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会場に設置されている等身大ホログラムデバイス「Proto EPIC」

「Proto EPIC」は高さ約2.13mの箱型の装置。映し出されるのは2Dの映像ですが、あたかもそこに存在するかのように立体的に見えることが特徴。その仕組みは、開発したアメリカのProto社が特許を持っているとのこと。アメリカでは、さまざまな分野での活用が始まっていますが、日本にはまだ数台しかないそうです。

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実際に箱の中に入ってきたかのように映し出される平下愛佳選手

 会場では「Proto EPIC」の横に撮影スペースが設けられ、4Kカメラで撮影した人物がリアルタイムで「Proto EPIC」に映し出されるデモンストレーションも披露されました。撮影場所と「Proto EPIC」を離すこともでき、たとえば、北海道や大阪など遠隔地にいる人を撮影して、東京の会場に実際にいるかのように映すこともできるそうです。

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カメラで撮影したと同時に「Proto EPIC」に投影されるデモ。映し出されれる映像はライティングが強調され、立体的に見える印象。来場者も体験できる

「Proto EPIC」はタッチ操作に対応していて、ワイヤレス接続したタブレットなどでも操作できる仕組み。来場者は「Proto EPIC」に映る河村選手や平下選手と並んで、一緒に写真を撮影できます。それぞれ、2ショットでの撮影に適したポーズや、複数人での撮影に適したポーズなども用意されています。

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河村選手と一緒にハートを作るツーショット撮影が可能

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このようにグループでの撮影に適した映像も用意されている

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小さな子どもが一緒に撮影しやすい、しゃがんだポーズも

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平下選手ともハートを作れます

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バスケットボールを一緒に持ったりも

 取材に行った日(12月25日)も、多くの人が超リアルな河村選手と平下選手の姿を見て立ち止まり、スマホでの記念撮影を楽しんでいました。自分が体験して、友人を誘って再び来る人もいるなど、評判は上々のよう。もちろん体験は無料です。

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「バスケットLIVE」を紹介するコーナーもあり、事前に登録していれば豪華賞品が当たる抽選にも参加可能

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ワイモバイルの「ZTE Libero 5G IV」を体験できるコーナーも

 ソフトバンクでは、これからも「Proto EPIC」を導入したイベントを実施し、用途を広げていきたいとのこと。直近では、2024年1月12~13日に沖縄で開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」で同様の展示・体験を実施する予定があるそうです。

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