レトロデザインのミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM01」
「AYANEO Retro Mini PC AM01」はクラシックなPCを意識した、個性的なデザインのミニPC。11月よりAYANEOがIndigogoでクラウドファンディングを実施している製品だ。
今回天空が発表した販売モデルは、CPUにRyzen 3 3200U、メモリーとSSDが16GB/512GBのモデルと、CPUにRyzen 7 5700U」を搭載しメモリーとSSDが16GB/512GBまたは32GB/512GBの3モデルを展開。価格は3万9800円からを予定する。2024年1月よりハイビームAKIBA公式オンラインストアにて販売するとのことだ。
AYANEOが海外で展開する製品のその他スペックを記載すると、OSはWindows 11 Home。DDR4メモリー、M.2 2280 PCIe 3.0スロット(NVMe、SATA)、2.5インチSATA 3.0対応の空きスロットを搭載。
インターフェースはWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、1000Mbps有線LAN、イーサネット、USB-C(USB 3.2 Gen1)、USB-A 3.2 Gen2×イ3、USB-A 2.0×1、HDMI 2.0、DisplayPort、3.5mmヘッドホンジャックを備える。サイズは132×132×60.5mm、重量486gだ。これらの情報は日本での詳細な販売が始まってから再度確認してほしい。
80~2000年代のレトロ感を再現したPCを展開
発表会では、株式会社天空 山田拓郎氏が現在AYANEOが取り組む「REMAKE」のコンセプトと、AYANEO SLIDEの概要について紹介。REMAKEでは80年代から2000年代までのプロダクトをモチーフにした製品を企画しており、このプロダクトの製品となるミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM01」の発売予定も明かされた。
クラウドファンディングにてAYANEO SLIDEを販売する株式会社CAMPFIREブランドグロース部 部長 田川舜氏も登壇。海外ブランドのグロースを手掛けており、ガジェットのジャンルは現在25~30%程度を占めており今後も推進していくとのことだ。
質疑応答ではビデオ会議にてAYANEO CEO Authur Zhang氏が参加。スライド型に関しては、ソニー製品だとPSP goやXperia Playなどのスライド型製品に影響を受けたという。
AYANEO SLIDEは2023年初頭から計画を進めていたが、スライド形状の開発の難航と新CPUを待ったことで発売までに時間がかかったという。設計ではサンドイッチ構造で剛性感を出したほか、発表会のモデルは東京ゲームショウ2023の展示モデルから操作性や素材など全体的に改良を施しており、量産品ではより改良を進めていると語った。
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