オージス総研は12月18日より、企業向け大容量ファイル転送サービス「オフィス宅ふぁいる便」のすべてのプランにOutlookアドイン機能を標準機能として追加し、提供開始する。
企業内で取り扱われる重要情報が記載されたファイルの取り扱いが重要視される昨今、企業や自治体においてもPPAP(パスワード付きzipファイルを送る行為)を廃止する動きが拡大している。一方で、セキュリティー対策が重厚になるに比例して作業する当事者の手間が増えていくと、個々の作業に膨大な手間と工数をともなう可能性もあるとする。
オフィス宅ふぁいる便を利用中ユーザーからも、作業者の負担を軽減するためにセキュリティー対策と利便性の両立を求める声を多いことから、今回Outlookアドイン機能を標準機能として搭載。
ユーザーが利用しているメーラーからオフィス宅ふぁいる便の送信UIを簡易に呼び出せるようにする事で、作業者の利便性を向上し、業務負荷の削減に貢献できるとしている。
Outlookアドイン機能は、現在オフィス宅ふぁいる便が提供する各プランのサービスを契約していると、基本機能として利用できる。また、すでにオフィス宅ファイル便を利用中のユーザーについてはオフィス宅ふぁいる便事務局に利用希望の連絡をすることで、追加料金は発生せずに利用できる。
なお、オフィス宅ふぁいる便の検討中のユーザーについては、同社ウェブサイトにて個別相談会を随時、受付している。