スウェーデン発祥の家具量販店イケアは11月28日(現地時間)、「ドア開閉検知」「漏水検知」「動体検知」にそれぞれ対応したスマートセンサー3機種を発表した。
ドア開閉検知センサー「PARASOLL」
「PARASOLL」はドアや窓に設置できる開閉センサー。白い棒状のボディーが2つセットになった構造で、両者が近づいたり、離れたりすることでドアや窓の開閉を検知する。
開閉検知時にユーザーへ通知を送る仕組みで、単純な開閉チェックだけでなく、不法侵入の早期発見などにも役立つデバイスだ。
漏水検知センサー「BADRING」
「BADRING」は水場の近くに設置する漏水センサー。実際に漏水を検知すると、モバイル通知や本体に搭載されたアラームを通じてユーザーに知らせてくれる。通知を受けてすぐに行動することで、水関連の事故の影響を最小限に抑えるよう手助けしてくれるデバイスだ。
動体検知センサー「VALLHORN」
「VALLHORN」は屋内外を問わず設置できるワイヤレスモーションセンサー。動きを検出した際、設定した色や強度でライトを点灯させることができる。
スマートホームハブ「DIRIGERA」に対応
発表された3機種はいずれも、同社のスマートホームハブ「DIRIGERA」に対応。同ハブを介して他のスマートデバイスを動かすトリガーにしたり、自宅の外から管理することもできる。
発売時期はPARASOLLとVALLHORNが2024年1月、BADRINGは同年4月とされているが、日本での販売については未発表。価格も正式には発表されていないが、海外メディア「The Verge」の報道によると、いずれも10ドル(約1500円)未満になるとされている。