濃厚ルーで人気カレー店がWannaEatで全国展開へ
もうやんカレーをデリバリー! 「もうやんカレーEXPRESS」人気メニューもうどんも楽しめる
2023年11月23日 10時00分更新
おいしい、楽しい、ヘルシーで知られる「もうやんカレー」がデリバリーブランドで登場。110種類のフードブランドを揃えた食のセレクトショップを展開するWannaEat(ワナイート)は、新フードブランド「もうやんカレーExpress」を発表した。12月12日よりデリバリー限定で販売を開始する。
濃厚ルーをデリバリーで楽しめる
もうやんカレーは、1997年に西新宿で創業した老舗カレー専門店。「身体にいい食べ物」を追求した結果、通常のカレーのおよそ3倍の野菜と果物、酸化に強いという油、漢方薬膳オリジナルスパイスを用いたグルテンフリーのルーを実現。仕込みから完成までおよそ2週間かかるという濃厚なオリジナルのルーで、多くのカレーファンを魅了している。
店舗と同じルーを使用した新ブランド「もうやんカレーEXPRESS」では、全11種類をラインナップした。「チーズカレー」「ドライカレー」などの人気メニューに加え、「もうやん風タコライス」や「肉肉肉カレー」「牛タンカレー」などオリジナルメニューも用意。
また、店舗ではカレーと同等の高い人気を誇るうどんも、「汁なしカレーうどん」としてラインナップ。また、辛さ変更や7種類のトッピングも可能。価格は「チーズカレー」が1800円、「あいがけ キーマ&カレーソース」が2100円、「もうやん風タコライス」が2000円、汁なしカレーうどん」が1000円など。別途送料がかかる。
もうやんカレーExpressブランドでデリバリーを展開するWannaEatは、USEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社。フード、ドリンク、スイーツなど110以上のブランドを保有し、全国で提携している店舗で販売している。
提携店舗は飲食営業許可を持つ飲食店、カラオケ、温浴施設、宿泊施設などで、提供形態もデリバリー、イートイン、テイクアウトなどさまざまだ。今回のもうやんカレーExpressはデリバリーの提供形態で、初期導入店舗は東京、神奈川、大阪の6店舗からスタート。エリアは今後随時拡大されるという。
「冷めてもうまい」からデリバリーと相性がいい
WannaEat代表取締役社長の牧本天増氏は、もうやんカレーについて「おいしいし、食べても太らない」と語る。また、今回展開するもうやんExpressについては「Expressというと簡略化したものかと思うかもしれないが、全国に展開できる厳選したパッケージ。かなり満足度の高い逸品になるのではないか」とアピールした。
発表会に登壇したもうやんカレー社長の辻智太郎氏は、もうやんカレーの誕生についてコメント。身体にいい食べ物を追求し、自ら食べて試した結果生まれたため、当初は「野菜のごった煮」だったという。そのため、当初は店名も「もうやん丼」にする予定だったが、みんながカレーというので「もうやんカレー」になったとのこと。ちなみに、「もうやん」とは辻氏のあだ名だ。
フードデリバリーの最大の課題である「冷めると味が落ちる」という問題に対しても、辻氏は、「もうやんカレーは冷めてもうまいので、デリバリと相性がいい」とアピール。オリジナルメニューは過去にチャレンジしたメニューを再生したもので、辻氏のオススメはもうやん風タコライスだ。
もともと、もうやんカレー自身もフードデリバリーを展開していたが、もうやんカレーExpressにより、全国での展開が見えてくるという。辻氏は、「全国の人にもうやんカレーを食べてもらいたい」と抱負を語った。