メタは11月6日(現地時間)、SNSサービス「Facebook」「Instagram」でクリエイター向けの収益向上施策を展開すると発表した。
●招待制ホリデーボーナスを一部ユーザー向けに開始
Instagramでは米国、韓国、日本の一部クリエイターを対象として、新しいホリデーボーナスのテスト運用が始まった。同制度は投稿したリールや写真の再生数に応じて収益を得られる制度で、招待制での運用となる。
●新しいプロモーションツールの導入
サブスクリプションの強化施策として、フィード上に購読ボタンを表示する機能や、DM/ストーリー経由で新しいサブスクリプション購入者を歓迎できる機能を追加する。
同日現在、対象ユーザーは本機能の利用料が免除されており、InstagramとFacebookの両方で利用できる。利用条件が変更される場合は、同社からユーザーに対し、変更の6ヵ月前までに通知されるという。
●「Instagramギフト」の展開地域を拡大
ファンがバーチャルギフトを購入し、共有することでクリエイターを支援できる「Instagramギフト」は、展開地域を拡大。日本・韓国・台湾・オーストラリアなど、33の国や地域が追加された。
以下の条件をすべて満たしたアカウントであれば、同機能を利用して収益を得ることが可能だ。
・プロフェッショナルアカウントをもっていること
・18歳以上であること
・パートナーの収益化ポリシーを満たしていること
・フォロワー数が5000以上であること
Facebookは全体的なサブスクリプション機能を強化
Facebookでは今後数ヵ月かけ、数百万人のクリエイターに対してサブスクリプション機能を解放していく。
さらにリールやストーリー経由などサブスクリプションを設定できる箇所を増やしたり、 30日間の無料トライアルや、時間の経過とともにサブスクリプション価格を変更できる機能の追加を予定しているという。