島村楽器と越境型クリエイティブ集団「Konel(コネル)」は10月27日、廃棄楽器をデジタルデバイスとして生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクト「転生楽器」を始動した。
これまで島村楽器では「楽器アップサイクルプロジェクト」として、廃楽器を使用したインテリア製品を制作し、収益を寄贈し、子どもたちの音楽教育環境の醸成に貢献する取り組みを推進。
こうした背景や思いに共感したKonelを中心に、プロデューサーやプロダクトデザイナー、アーティストのぺのてあ氏が集い、開発に至ったという。
今回は廃棄されるはずだったトランペットをPC専用ショートカットキーボードに転生。
3つのピストンにはショートカットキーが割り当てられ、ピストンを押すだけでデータの保存やプリントアウト、スクリーンショットなどが実行できるという。
特設サイトでは実際にアップサイクルしたトランペットでPCを操作している動画も公開されている。
なお、発表記念として、2名限定で使わなくなった廃楽器(トランペットのみ)から無料で楽器アップサイクルデジタルデバイスを製作するキャンペーンを実施。応募はこちらより。