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無料で楽しめるカラオケもオープン!

ハロウィンはバーチャルで! KDDIがメタバース「αU」のサービスを拡張

2023年10月27日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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◆メタバース内にカラオケボックスもオープン

 既存のサービスのアップデートも発表された。ユーザーが自由に交流できる「αU metaverse」だが、これまでライブ配信ができるのは一部のクリエイターに限定されていたが、一般開放された。誰もが自分の配信ルームを持って、好きな時間に配信できるようになる。コンテンツを増やすための施策だ。

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ライブ配信機能が一般に開放された

 一般ユーザーが気軽に楽しめるものとしてカラオケ機能も追加された。メタバース内に設置された「カラオケボックスαU」で、「JOYSOUND」の人気楽曲100曲を楽しめる。実際のカラオケボックスと同じように、キーを調節したり、音程をチェックしたり、採点できる機能なども備えている。ほかのユーザーが歌っているときに、盛り上げるリアクションを示すことも可能。離れた場所にいる友人と一緒に訪れて楽しめて、メタバース内で初めて会った人たちと楽しむこともできる趣向。「αU metaverse」アプリから無料で利用でき、10月24日から1月24日の期間限定オープンとなる。

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「歌手志望で路上で歌っていた」というKDDIの青木里帆さんが、自ら歌うデモ映像を公開。歌唱力の高さに驚かされた

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実際のカラオケボックスと同じように、好きな部屋を選んで入室できる。1室の定員は最大25人

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ほかの人が歌っている時にリアクションを示すことも可能

◆「αU market」「αU wallet」もアップデート

 NFTを販売する「αU market」、NFTや暗号資産を管理する「αU wallet」もアップデート。従来のPolygonに加えて、新たにHashPort、Oasysも利用できるようになり、主要国内ブロックチェーンすべてに対応した。今後、ブロックチェーンゲームに注力していくことも発表された。

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新たにHashPort(PLT)、Oasys(OAS)に対応

◆生成AIを活用する新しい取り組みも

 クリエイターの支援策として「Producer AI」を開発中であることも発表された。著名プロデューサーの感性をAI化したもので、「αU」で活躍するアーティストの世界に向けてプロデュースしていく役割を担うという。

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次世代のアーティストをバーチャルおよびリアルでプロデュースしていくために生成AIを活用

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キャラクタータレント事務所「ANNIN」の協力の下、「Producer AI」を開発中

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クリエイター支援策を紹介するKDDI 事業創造本部 Web3推進部長 舘林俊平氏。「αU metaverse」で活躍するライバーや、「αU market」で作品を販売するイラストレーターなども支援

◆今年も開催! バーチャルハロウィーンの詳細も発表

 KDDIは2020年から「バーチャル渋谷」でハロウィーンイベントを開催し、それが現在のαUにつながっている部分もある。今年は10月27~31日に「バーチャルハロウィーン2023」として開催されることが発表された。

 今年は25件以上のイベントが開催され、出演者は30組を超える過去最大の規模となる。また、αUだけでなく、ほかのプラットフォームとも連携し、「cluster」からアクセスしたり、YouTubeで一部のコンテンツを楽しんだりもできる。

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4回目となる「バーチャルハロウィーン2023」は10月27~31日に開催

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他のプラットフォームとも連携し、マルチプラットフォームで開催される

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過去最大のイベントを用意

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渋谷区長の長谷部健氏が登壇し、「渋谷はハロウィーンのパーティー会場ではない。バーチャル渋谷の中で楽しんでいただきたい」と呼びかけた

 サービスを大幅にアップデートさせたαUは、これまでメタバースに興味がなかった人でも気軽に試してみたくなるコンテンツが増えた印象。また、自ら情報を発信したい人にとっても敷居が低くなったと言えよう。

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