朝日新聞社は10月23日より、入力された文章の誤りを機械学習によって自動で検知する校正支援ツール「Typoless(タイポレス)」を個人向け、法人向けに提供する。
本ツールは、同社の記事校正履歴を学習させたAIが文章を解釈し、「てにをは」などの助詞や同音異義語の誤りを検知して「置換、削除、挿入」の3つの方法で修正候補を提示。
社内で自然言語処理などのAI研究をする「メディア研究開発センター」がウェブサービスとして開発した。
同社の記事校正履歴を学習させたAIによる「AI校正」や、校閲ツールを活用した修正候補の提示などを搭載するほか、カスタム辞書で社内の表記を統一できる。
そのほか、ダイバーシティーやインクルージョンには配慮し、不適切表現を指摘する機能も備わっているという。
利用料金はスタンダード、プレミアム、エンタープライズの3プラン別に用意。またAPI連携プランも準備しており(12月末リリース予定)、各プランについては問い合わせとのこと。