ラトックシステムは10月20日、「smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1」の専用オプション品として、登録した家電操作を1プッシュで実行できる「smalia(スマリア)スマートボタン RS-SCBTN」を出荷開始した。価格はオープンプライス。
本製品は、別売品のsmaliaスマートリモコンに追加して使用できる連携デバイス。赤外線リモコンに対応している場合、今ある家電がそのまま操作可能。アプリで登録した家電操作を1プッシュで実行する。例えば忙しい出勤前など、リビングのスマートボタンを押すだけで、部屋中の家電が一斉にオフになる。
本製品を導入することで、従来の「スマホ」「スマートスピーカー」「温度、時間などの条件」だけでなく、「スマートボタン」でも家電の一括操作が可能になる。設定後はスマートボタンを押すだけで実行されるため、機械操作に慣れていない子どもやお年寄りも、壁スイッチのような感覚で、家族全員が手軽に使用できる。また、静かに操作したい時やスマホ無しで操作したい時にも役立つとする。
また、時間帯ごとにボタンの実行内容を変えられる。例えば、朝の7時~9時は「照明・エアコン・電動カーテンをオン」を登録、就寝時間の22時~24時には「照明・エアコン・電動カーテンをオフ」を登録するといった設定が可能。こうして時間帯ごとに設定しておくことで、1つのボタンに様々な操作を登録できる。
充電が完了したスマートボタンは、コンセントから離れた場所にも設置可能。ゴム足や両面テープも同梱しており、「平置き」「貼り付け」どちらのスタイルでも設置できる。また、1台のsmaliaスマートリモコンに対して、複数のスマートボタンを連携させることも可能。よく使う家電を様々な場所から操作できるようにしたり、設置したボタンごとに異なる家電操作を実行させたりできる。
アプリには、よく使われる家電操作を登録した「おすすめシーン」を搭載。おすすめシーンをそのまま使用すれば、ワンタップでスマートボタンへの登録が完了する。自身に合わせてカスタマイズしたものを登録することも可能だ。
USB充電式で、一度フル充電すればおよそ半年駆動するという。充電池、USBケーブルを同梱する。本体サイズはおよそ50×奥行き50×高さ15.5mm、重量はおよそ20g。