10月14日・15日に開催したインテル主催の認定カリキュラムをレポート
アスキー編集者なら当然受かるよね? PC自作の知識が試された「インテルPCマイスター」に挑戦
2023年10月17日 11時00分更新
インテルは10月14日・15日の2日間、TKP秋葉カンファレンスセンターにて「インテルPCマイスター」認定カリキュラムを開催した。
本カリキュラムは、自分好みのPCを作る「カスタムPC」において、パーツ選びや組み立てなどの知識をどのくらい有しているのかを測り、「初級マイスター」、「中級マイスター」、「上級マイスター」の3段階で参加者を募集。参加者は筆記による問題解答やPCの組み立てなどの実技により、その知識の程が試された。
上級マイスターの上には、インテルが特別に認めた「TOPマイスター」なる称号が存在する。この称号を持つ者は両手で数えるほどしかいないようで、卓越したPC全般の知識と、それを普及するコミュニケーション能力が必要とされる。
さながら漫画「ハンター×ハンター」の「三ツ星(トリプル)ハンター」みたいなものかもしれない。PC自作の知識に磨きをかけたい人は、いずれTOPマイスターの称号を獲得してほしい。
知識ゼロの初心者も安心!
PC自作の入門「初級マイスター」
初級マイスターは、「PCの仕組みや組立て方について大まかに理解しているレベルの方」が対象で、PC自作の入門といった内容のカリキュラムを実施。
「CPU」や「ビデオカード」(あるいはグラフィックボード)がPCでどのような役割を果たすのか、人間の脳に置き換えて教えてくれるなど、知識ゼロの初心者にもわかりやすい講習だった。大まかな知識の共有が済んだ後は、PCを自分で組み立てる実技を実施。
アスキーの若手編集者・栗俣も本カリキュラムに参加。栗俣は「以前からPC自作に興味はあったのですが、実際に触るのはハードルが高い!と思っていたので、実技形式で覚えられるのは初心者にはありがたい機会でした。これを機に少しずつPC自作を学び、いつかは自分の組み立てたPCを使って快適にPCライフを楽しみたいです!」とコメント。
ぜひとも快適な自作PCライフを手に入れてほしいと思う。
一歩踏み込んだ知識が試された「中級マイスター」
中級マイスターは、「PCで使用するパーツの違いを理解し、パーツの選定~組立てを独力で行えるレベルの方」に向けたカリキュラム。CPUの型番の違いやどちらのほうが性能がいいものなのかといった見比べ方など、初級よりも一歩踏み込んだ講座だった。
その後は初級と同様、PCを自分で組み立て、UEFIがきちんと表示されるかまでを確認。最後は筆記テストも実施した。問題は設問に対して文章で解答する方式で、調べものにスマートフォンも使用可能。終了後に、テストが上級者向けのものだと告げられ、PCを理解している人がパッと答えられないような問題もあったという。
ちなみに、中級カリキュラムにはアスキーの若手編集者・山﨑が参加。「久しぶりの組み立てで手こずるところもあった。最近のマザーボードのM.2スロットはネジを使わず固定するものが多く、止め方がわからなかった。自分のPCを組んでからそれなりに時間が経っているので、近いうちにまた組みたいと思う」とのこと。
新しい製品が次々と登場するPC自作の情報をアップデートできたようだ。
では、本カリキュラムの最難関・上級マイスターではどんな試験が待っていたのか。
「アスキーの編集者なら当然受かるよね?」と、挑戦的な指令で試験に送り込まれたベテラン編集者のジサトライッペイは果たして、上級マイスターの資格を獲得できるのか。