サムスン、Androidタブ「Galaxy Tab S9 FE/FE+」とワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」を19日に発売
2023年10月12日 10時00分更新
サムスン電子は韓国で4日に発表した、最新Androidタブレット「Galaxy Tab S9 FE」「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」、そしてワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds FE」を国内で10月19日に発売する。
販路はGalaxy Tab S9 FEとGalaxy Buds FEがサムスンオンラインショップ、Galaxy Harajuku、Amazon.co.jpを初めとする主要ECサイト、家電量販店にて。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは全国のau取扱店、au Online Shop、 Galaxy Harajukuで取り扱う。いずれも予約は今日12日から受付開始。価格はサムスンオンラインショップでは以下になる。Galaxy Tab S9+についてはauのサイトにて。
- Galaxy Tab S9 FE:6万8800円
- Galaxy Tab S9 FE Outdoor Cover:7920円
- Galaxy Buds FE:1万2925円
- S Pen Creator Edition:1万4000円
また、合わせてUWB(Ultra Wide Band)をサポートするスマートタグ「Galaxy SmartTag2」も発売される。価格は以下のとおり。
- Galaxy SmartTag2(1Pack):3980円
- Galaxy SmartTag2(4Pack):1万3200円
- Galaxy SmartTag2 Rugged Case:2000円
ミドルレンジのAndroidタブ
「Galaxy Tab S9 FE」と「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」
10.9型の大型タブレット「Galaxy Tab S9 FE」はSペンにも対応し、ミドルクラスのスペックを備えたコスパの良いAndroidタブレット。すでにハイエンドの「Galaxy Tab S9」シリーズが発売されているが、そこまでスペックは高くなくていいから価格を抑えたタブレットがほしいという声に応えた製品と言える。
10.9型(1440×2304ドット、90Hz)の液晶ディスプレーに、SoCはサムスン製のExynos 1380を搭載。メモリーは6GB、ストレージは128GB、バッテリーは8000mAhという構成。ボディーサイズは約165.8×254.3×6.5mmで重さは523g。IP68の防水防塵、Sペンは同梱される(Sペンも防水防塵)。セルラーモデルはなく、Wi-Fi版のみ。
カメラはリアが8メガ、フロントが12メガの超広角。スピーカーはDolby Atmosに対応したステレオだ。カラバリはグレー、ミント、ラベンダーの3色。ハイエンドのGalaxy Tab S9に比べるとポップなラインナップだ。
そして、auでの取り扱いになる上位モデルの「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」はディスプレーが12.4型(1600×2560ドット、90Hz)液晶と、かなり大型になる。SoCはExynos 1380、メモリーは8GB、ストレージは128GB(外部最大1TB)、バッテリーは10090mAh。メモリー、バッテリー、外部ストレージ対応がノーマルモデルとの大きな差だ。
カメラはリアが2眼で8メガ標準+8メガ超広角、フロントが12メガの超広角という構成。また、Sペンは同梱し、本体もSペンもIP68の防水防塵に対応。カラバリはグレーのみ。スピーカーはもちろんステレオ(Dolby Atmos対応)だ。ボディーサイズは約185×285×6.5mm、重さは628g。カラバリはグレーの1色。
別売りにはなるのだが、この2つのタブレットに対応する「S Pen Creator Edition」も発売する。付属のSペンより少し大きく、充電が不要で傾き検知は60度、そしてIPX4に対応する。
Galaxy Tab S9 FE | Galaxy Tab S9 FE+ 5G | |
---|---|---|
ディスプレー | 10.9型液晶 90Hz |
12.4型液晶 90Hz |
画面解像度 | 1440×2304 | 1600×2560 |
サイズ | 約165.8×254.3×6.5mm | 約185×285×6.5mm |
重量 | 523g | 628g |
CPU | Exynos 1380 | |
メモリー | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | |
バッテリー | 8000mAH | 10090mAh |
カメラ画素数 | リア 8メガ イン 12メガ |
リア 8メガ+8メガ イン 12メガ |
OS | Android 13 | |
無線LAN | Wi-Fi 6 | |
防水・防塵 | ○(IP68) | |
Sペン | 同梱 | |
USB端子 | Type-C | |
イヤホン端子 | × | |
カラバリ | グレー、ミント、ラベンダー | グレー |
ノイキャン機能がついたエントリーイヤホン
「Galaxy Buds FE」
こちらも4日に韓国で発表したワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」を日本で発売する。1万3000円を切る価格ながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能と外音取込機能を搭載している。また、AIによるディープ・ニュートラル・ネットワークと最先端の3つのマイクによる自動パーソナライズド・ビームフォーミング機能で、ユーザーの声を周囲の環境音と分離し、相手とのクリアな通話を実現する。
Galaxy Buds FEのバッテリー駆動時間はANC未使用時で最大8.5時間。充電ケースの使用を含めると30時間の音楽再生が可能だ。これは現行のGalaxy Buds Proと比べると1.2倍の性能とのこと。ANC使用時でも最大6時間、充電ケースを含めると21時間の音楽再生が可能になる。バッテリーはイヤホンが60mAh、ケースが479mAh。
対応コーデックはサムスン独自のScalable、AAC、SBC。カラバリはグラファイトとホワイトの2色。