LGエレクトロニクス・ジャパンは10月6日、ゲーミングディスプレー「LG UltraGear」シリーズの新モデルとして、48.8型の湾曲ディスプレー「49GR85DC-B」を発表した。実売価格は23万円前後の見込みで、11月上旬より順次発売する。
本製品は、5120×1440ドットの解像度、縦横比率は32:9という、WQHD画面2台分となる横長大画面のディスプレー。1mの距離からちょうど視差なく見られるという1000Rの曲面型を採用。迫力あふれる臨場感と広い視界でゲームを楽しめるという。リフレッシュレートは240Hz、応答速度は1ms(GTG)で、画面のモーションブラー(にじみ)を軽減する。
速さだけでなく美しさにもこだわり、ピーク輝度は1000cd/平方メートルに対応するほか、「VESA DisplayHDR 1000」「AMD FreeSync Premium Pro テクノロジー」の認証を取得している。色域もDCI-P3を95%(標準値)カバーする。さらに、PBP(ピクチャーバイピクチャー)、PIP(ピクチャーインピクチャー)に対応する。
インターフェースはHDMI入力×2、DisplayPort入力、USB 3.0入力、USB 3.0×2出力、ヘッドホン出力+マイク入力(4極ステレオミニジャック)スタンド部は左右15度のスイベル、110mmの高さ調整、前後マイナス5~15度のチルト角に対応する。
サイズ(スタンド付き)は幅1170×高さ473~583×奥行き393mm、重量(スタンド付き)は15.1kg。
21:9曲面型ウルトラワイドディスプレー「34WR55QC-B」
また、21:9曲面型ウルトラワイドディスプレーの新モデルとして、34型「34WR55QC-B」を10月6日に発売した。実売価格は7万円前後の見込み。
解像度は3440×1440ドットで、sRGBを99%(標準値)カバー、HDR10にも対応し、写真や動画の編集にも適している。リフレッシュレート100Hzに対応し、ゲーム向け機能として、遅延を抑える「DASモード」や、暗闇に潜むターゲットを映し出す「ブラックスタビライザー」などの機能を搭載する。
さらに、USB Type-Cに対応し、PCとケーブル1本で接続できるため、すっきりとした配線を実現。USBハブとしてダウンストリーム端子(USB 3.0)を2ポート搭載する。また、スタンド部は110mmの高さ調整、前後マイナス5~20度のチルト角に対応する。
サイズ(スタンド付き)は幅809×高さ458~568×奥行き260mm、重量(スタンド付き)は6.9kg。