これは絶対に映画館の大画面、そして最高の音響で楽しむべき
最後にコメントを求められた柳野3DCGI監督は、「今までにないほど、アクション密度が高くなっています。初見で迫力というか流れというか戦いを楽しみ、2回目以降はひとつひとつが生きている感じ、それぞれの行動に意味を持たせている点を味わってほしい。見るたびに発見があると思います」と話していた。
詳細を詳しく書けないのは残念だが、『ガールズ&パンツァー 最終章』第4話は、まさにその言葉に偽りがないと感じる完成度だった。息つく暇なく繰り広げられるアクションの迫力、細かく意図をもって描かれた緻密な細部、そして複雑に入り組んだ登場人物たちの意図。一度観ただけでは、とてもすべてを把握できないし、何度も繰り返して観たくなる。
そして、ドルビーアトモスはこうした密度感の高い世界の理解をより一層深める効果がある。この素晴らしい世界を体験できるのはいまのところ劇場だけなので、ぜひとも脚を運んでみてほしい。