皆さん、こんにちは! 横浜市役所内商業施設「ラクシス フロント」にある、横浜野菜や地産地消の魅力が体験できるお店「TSUBAKI食堂」オーナーシェフの椿 直樹です。
今回もご覧いただきありがとうございます!
前回の記事はこちら。
【連載】多文化共生の町をイメージしたダイバーシティ&インクルージョン「鶴見区丼」
※過去の連載記事はこちら:
横浜18区の人とまちがつながるTUBAKI食堂 18区ものがたり
10月の横浜食育18区丼は「都筑区」!10月15日(日)までの前半のメニューは、「都筑やさいのホワイトカレーライス『つづきカレー』」です。
ちなみに『つづきカレー』の定義は2種類以上のスパイスを使用し、かつ地元都筑区のお野菜を使うこと。逆に言うと、この2点をクリアすれば『つづきカレー』を名乗っても良いということですね。
ということで、今回はクミン、コリアンダー、シナモン、ローリエなどのスパイスを使用します。お野菜は都筑区のレジェンド農家さん、マルイファームの石川照雄さんのお野菜を使わせていただきます。
石川さんは前店舗「ど根性ホルモン」時代からお世話になっており、娘さんの弥生さんのイベントなども開催させていただきました。で、美味しい野菜を作る農家さんのお野菜は当たり前ですが、キレイです。
それは、その野菜単体でも美しいのですが、梱包の仕方や、私がお野菜をいただきに伺う際の準備のされ方など全てにおいて、そう言えるのです。レジェンドだからこうなのか、こうだからレジェンドになったのか、まぁ両方だと思いますが。
とにかく美しい石川さんのお野菜を使わせていただきます。
そして、織茂養鶏場さんの卵を「スコッチエッグ」にして添えます!
スコッチエッグはイギリス料理のひとつ。ゆで卵を塩コショウやナツメグなどで調味した挽肉で包み、パン粉の衣をつけて揚げたもの。昔ながらの洋食メニューです。
実は私、「スコッチエッグ」大好きなんです! 自分の好きな卵とハンバーグを一度に味わえちゃうのが、その理由です。なので、もちろん18区丼はオススメですが、今回も特に召し上がっていただきたいです。
ここで一つ、織茂養鶏場さんのエピソード。20年以上前、企業さんからの依頼で「オムライス」を作る料理教室の講師をしたときのことです。講師という立場に全く不慣れな私は当時、自分のキャパを無理やり広げるため、色々なチャレンジをしていました。
で、そのときのメニューが「オムライス」。朝採れの新鮮な卵で「オムライス」を作るという内容。当たり前ですが、料理教室当日の早朝に卵を仕入れに行く必要があります。いつもの調子で段取りして朝は5時に起きればOKみたいな感じで。
ですが!! 寝坊したのです! 起きたら確か、時間は覚えてないけど、全然間に合わない時間だったはず。慌てて卵を仕入れ、料理教室の会場に向かい、「皆さん、申し訳ありません!」と謝ってのはずが、あまりにも慌てていたようで、転んでしまって卵を全損してしまったのです!
「チーン」
絶望です。遅刻の上にメインの材料が台無し。
とりあえず会場で参加の皆さまに平謝りし、急いで近くのスーパーに走り、代用の卵を買ってきました。で、その後の内容は全く記憶に無いのですが、苦すぎる思い出です。
そんな昔の仕入れ時のエピソードなども楽しみながら、ぜひ今月も「都筑区丼」をお楽しみください! 最後までご覧いただき、ありがとうございました。-----------------------------------------------------------------------------------
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