ソフトバンクは、「ソフトバンク」ブランドの新料金プランとして、「PayPay」決済時のポイント付与率がアップする「ペイトク」を10月3日に開始すると発表した。
ソフトバンクの新プランはPayPayヘビーユーザーがオトクに
還元率が+5%で最大4000円相当のポイントが得られる
「ペイトク」は、通信量無制限(「ペイトク無制限」)、50GB(「ペイトク50」)、30GB(「ペイトク30」)と容量別の3プランとなっている。月額基本料金はそれぞれ9625円、8525円、7425円。ここに家族割引(「新みんな家族割」)で最大1210円、固定回線セット(「おうち割 光セット」)で1100円、「PayPayカード割」で187円の割引が発生し、すべての適用時にそれぞれ7128円、6028円、4928円となる。
新プランの目玉はここからで、「ペイトク」契約者はPayPay決済時のポイント付与率がプラス。「ペイトク無制限」が+5%、「ペイトク50」が+3%、「ペイトク30」が+1%、それぞれアップする。ただし、ペイトクでの月間付与ポイントには上限があり、4000円相当、2500円相当、1000円相当。これにより、「ペイトク無制限」では最安例で月3128円になるとする。
一方、既存の「メリハリ無制限」(月7425円)も、PayPayをあまり利用しないユーザー向けのシンプルなプランとして、継続して提供される。ただし、10月3日からはほぼ同内容の「メリハリ無制限+」に移行する(「メリハリ無制限」は新規受付終了で既存ユーザーはそのまま利用できる)。
新プランは月200GB以上使った場合に最大4.5Mbpsの制限あり
なお、この「メリハリ無制限+」および「ペイトク無制限」では、大容量のデータ通信を利用するユーザーに対する速度制限が追加されている。具体的には月200GBを超えたケースに最大4.5Mbpsになるというもの。動画視聴を含めて、実際のスマホでの利用時には大きな影響はないとしているものの、極端な使い方には制約を加えた形だ。
「ペイトク」の開始に合わせて、キャンペーンが開催。2024年2月20日までの「ペイしてトクトクキャンペーン」では、上述のポイント付与率がさらにアップされる。「ペイトク無制限」は+5%から+15%、「ペイトク50」は+3%から+9%、「ペイトク30」は+1%から+3%に。PayPayをまだ使いこなせていない時期でもポイントが得やすいとアピールする。
Hulu、Netflix、ABEMAプレミアムなど、対象動画サービス利用時にPayPayポイントがもらえる「エンタメ特典」のポイント付与率も2024年3月31日までアップする。