AIBODは10月2日より、次世代無人置き型レジBAITEN STANDで、日持ちしないお弁当やパンを取り扱える「Bento」機能を新たに追加リリースする。
BAITEN STANDは、最適なAIを組み合わせる独自の設計コンセプト「AIフュージョン」を用いた、精度の高い画像認識技術を活用した次世代の無人置き型レジ。
オフィスなどの空いたスペースに簡単に設置することができ、バーコードの無い商品でもカメラの下に置くだけで、カメラ画像から商品情報を瞬時に認識し、キャッシュレス決済で支払いができる。
スーパーマーケットやコンビニが無い山間部や過疎地域に設置されたBAITEN STANDは「マイクロストア」と呼ばれ、商品を無人で販売するサテライト店舗として稼働する。「商品パートナー店舗」からマイクロストアに商品を配送し、それぞれの場所での在庫や売上の管理は全てクラウド上で行われるため、配送のための人手を削減できる。
Bento機能の追加により、比較的日持ちのする商品のみの取り扱いから、消費期限が当日や翌日ではあるが、栄養バランスがより整っているお弁当やパンを取り扱えるようになる。
本機能は、既存のフードデリバリーサービスとは異なり、注文場所と配達場所をBAITEN STANDが設置された場所に限定。その場所を利用するサラリーマンら向けに、弁当や調理パンの大量注文ができるオプション機能として展開する。
これにより、パートナー企業にとっては、既存のフードデリバリーサービスのような感覚で、毎度固定の住所を往復するだけで、低コストで売上の効率的な向上を見込めるという。また、Bentoの利用者は、店頭価格と同じ価格で弁当やパンを購入できる。
さらに、同機能の追加リリースと同時に、BAITEN STAND全体のUIを一新。利用者の商品購入手順のわかりやすさを大きく向上させたとともに、商品購入にかかる時間を削減、誤購入の防止になる。利用者は、陳列商品購入と同じ操作で弁当・パンをあわせて購入できる。