今週の新選オーディオプロダクトでは前回「オトナのビーツ・ヘッドホン誕生!「Beats Studio Pro」を楽しむ【レビュー】」に続く、Beats(ビーツ)のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載するワイヤレスヘッドホン「Beats Studio Pro」を空の旅で試した「体験レポート編」です。
今回筆者はオーストリア航空の飛行機に乗って、往路約18時間をかけてドイツの首都ベルリンに向かいました。経由地のウィーンまで14時間以上かかる長いフライトだったので、機内エンターテインメントや自分のスマホにダウンロードしたドラマを視聴しまくってもまだ時間が余る、修行のような空の旅でした。おかげでBeats Studio Proの様々な機能を試すことができました。
先に結論。Beats Studio Proは空の旅に最適!
先に筆者の結論をまとめてしまうと、Beats Studio Proは空の旅に最適なワイヤレスヘッドホンでした。
本体をイヤーカップ手前のところでコンパクトに折り畳むと、形状がとても小さくなります。ソフトタイプのキャリングケースにはケーブルを収納するポケットもあるので、バックパックの中にまとめて入れて持ち運ぶのにも好都合です。
Beats Studio ProはiPhoneとAndroidスマホの両方にワンタッチペアリングができたり、ヘッドホンの紛失検索やボタン操作のカスタマイズなど便利機能もほぼ同じ使い方ができます。筆者はiPhone 14 ProとGoogle Pixel 7をスムーズに切り換えながら、それぞれに保存した動画配信のドラマやゲームを代わる代わる楽しみました。3.5mmオーディオケーブルによる有線リスニングにも対応するので、機内エンターテインメントの接続も簡単にできます。
Beats Studio3 Wirelessよりも、装着感がソフトに心地よくなったことについては前回のレポートでも触れました。Beats Studio Proは内蔵バッテリーがフル充電から約40時間の連続再生ができるので、片道のフライト中には充電を足す必要もありません。一般の左右独立型完全ワイヤレスイヤホンは6〜7時間前後でイヤホンのバッテリーが切れるものが多くあるので、ヨーロッパに向かう空の旅ではスタミナ性能に富むBeats Studio Proの方が安心です。
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