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B&W、ノイズキャンセリングヘッドホン「Px7 S2e」を発売、DSP進化で高音質化

2023年09月21日 22時00分更新

文● ASCII

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 ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkins(B&W)の新ヘッドホン「Px7 S2e」を9月28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭での販売価格は従来機(Px7 S2)同様、6万円弱になる見込み。

Px7 S2e

基本線は変えず、よりチューニングを追い込んだ進化モデル

 eはEvolvedの意味。Px7 S2と基本設計は同じで、DSPを上位の「Px8」相当に刷新した。空間再現力や音数の多さといった点で改善がみられるという。また、同じ色でも微妙に雰囲気を変えている。オーシャン・ブルーを例にとると、ゴールドのワンポイントがブルーメタリックになるなどやや落ち着いた印象になった。

Px7 S2e

Px7 S2とPx7 S2eの違い

 カラーはアンスラサイト・ブラック、クラウド・グレー、オーシャン・ブルーに加え、新色のフォレストグリーンも追加している。グリーンは洋服に合わせやすいアースカラーで、男女どちらのファッションでも違和感がない。

 DSPについてはチップが変わったのかどうかなど詳細を発表していないため、ソフトウェア的な部分の変更という可能性もありそう。とはいえ、Px8はPx7 S2より後に発売となり、よりチューニングを煮詰めている。実際に聴いてみたが、Px7 S2に比べ、解像感が上がり、空間が広くなるなど確かな改善があると思った。

 カーボンドライバーを搭載したPx8との差はまた別にあるのだが、進化は十分感じられるだろう。

Px7 S2e

 カスタム設計で直径40mmのバイオセルロース・ドライブユニットを搭載。定位感を前にするためか、ドライバーはイヤーカップ内で角度を付けて取り付けている。BluetoothはaptX Adaptiveコーデックに対応(最大48kHz/24bit)。また、USB DAC機能を搭載しており、PCなどと有線接続することも可能だ。

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