DropboxとSB C&Sが「Dropbox CoE」立ち上げ、専門チームで顧客支援
Dropbox Japanは9月19日、SB C&Sとの協業を強化して顧客の業務効率化を推進する専門チーム「Dropbox Center of Excellence(以下、Dropbox CoE)」をSB C&S内に設置すると発表した。
Dropboxはオンラインストレージサービスのほか、チームの共同作業の効率化を支援する「Dropbox Replay」「Dropbox DocSend」などのツールを多数提供し、さらにAI搭載のユニバーサル検索ツール「Dropbox Dash」のベータ版や、資料要約ツール「Dropbox AI」のアルファ版を発表して米国を中心とした一部ユーザーに提供を開始している。これらのAI搭載製品群を日本国内でも本格的に展開していくことに先立ち、国内ディストリビューターであるSB C&Sとともに他国に先駆けてDropbox CoEを発足。より充実したサポート体制を提供。
SB C&Sは2015年からDropboxの日本国内ディストリビューターとしてビジネス向けDropboxの販売を担い、2022年からは、「Cloud Service Concierge」と呼ばれるSaaS専任のチームを立ち上げ、SaaSのパートナービジネスを推進している。
Dropbox CoEは9月以降、以下のような施策を順次実施する予定。
Dropbox CoEの設置
Dropboxの技術を継承した営業およびプレセールス/ポストセールスエンジニア、カスタマーサクセス等の専門家により、AI搭載製品等、クラウドストレージ製品にとどまらない製品群を提案・推進することで、顧客企業のさらなる業務効率化・高度化を支援。
Dropbox の AI 搭載製品の評価と活用シナリオ開発
現在一部のみベータ版として英語で提供されているDropbox DashをはじめとしたAI搭載製品の評価と活用シナリオの検討・開発、および米Dropboxの各製品担当エンジニアによるDropbox CoEチーム向け技術勉強会の定期開催。
Dropbox既存顧客企業に対する活用スキル向上のための活動実施
主要顧客に対するカスタマーサクセス業務支援、およびDropboxを企業でさらに活用してもらうための情報を提供する定期開催セミナー「Dropbox University」の共同開催。
サポート窓口の拡充
企業向けサポート業務の受け入れ能力を2倍に増強するほか、動画プロジェクト管理ツールDropbox Replayやドキュメントの安全な共有と追跡・分析を実現するツールDropbox DocSendのサポートを開始。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
過去記事アーカイブ
- 2013年
- 11月