NECは9月~2024年3月までの期間、デジタル技術を活用した共同利用型のサービスプラットフォーム「共同輸配送プラットフォーム」の運用実証を実施する。実証には花王、日通NECロジスティクス、三井倉庫サプライチェーンソリューション、横河電機など各社が参加する。
本実証では、実証に参加する各社の物流データをNECが開発中の共同輸配送プラットフォーム上で共有する。またAIを活用した共同輸配送のグループ候補の自動抽出や、条件調整および最適化による運行計画を自動作成し、デジタル技術の活用と輸送オペレーションの両面から運用上の課題点を抽出、検証する。
NECは今回の実証を踏まえ、同プラットフォームの2024年度の実用化を目指すとともに、今後も先進のデジタル技術を活用して物流業界の様々な課題解決に貢献する。また、オープンなプラットフォームの実現を目指し、実証参加企業については継続して募集するとともに、他のサービスやプラットフォームとの連携も積極的に模索していくという。
さらに、同社は本プラットフォームを、9月13日~9月15日の期間、東京ビッグサイトにて実施する「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」で紹介する。