サムスン電子ジャパンが8月22日に新製品発表会を開催。7月26日に韓国ソウルでの「Galaxy Unpacked」で発表した「Galaxy Z Flip5」「Galaxy Z Fold5」などの日本投入を発表しました。
発表会の冒頭にはサムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏が登壇。Galaxy Z Flip5/Fold5が韓国で100万台を超える予約を記録するなど、大きな反響を呼んでいることを紹介。Galaxyが牽引する折りたたみスマホ市場は着実に成長し、「数年後には販売台数が1億台を突破する」との展望を語りました。
今回の新製品は「Join the flip side」というテーマで、「ただ単に折りたためるだけではなく、これまでの常識を覆す新しい体験をお楽しみいただきたい」とアピール。渋谷や下北沢、さらに全国でも大規模なプロモーションが展開されることも発表しました。
使い勝手が劇的に進化した「Galaxy Z Flip5」
最初にプレゼンテーションが行なわれたのは「Galaxy Z Flip5」。大きくなったサブディスプレーによって、使う楽しさと利便性が向上したことが紹介されました。
Galaxy Z Flip5は折りたたむとコンパクトで、小さいバッグなどにも収めやすいことが利点。デザイン面での進化点は2つあり、1つは前モデルの1.9型から3.4型へと大きくなったサブディスプレー。従来モデルの「カバーディスプレイ」から「フレックスウィンドウ」へと名称が代わり、機能面でも大きな進化を遂げています。もう1つは、新しい「フレックスヒンジ」によって、ほぼ隙間なく折りたためるようになったこと。折りたたみ時の厚さは前モデルから2mmも薄くなっています。
カラバリはグラファイト、クリーム、ラベンダー、ミントの4色。多彩な純正アクセサリーも発売されます。イチ推しのアイテムとして、透明のケースにデザインシートを入れると、そのデザインに合わせてフレックスウィンドウの壁紙も変わる「Flipsuit Case」が紹介されました。
Galaxy Z Flip5は折りたたんだ状態で、約1200万画素のデュアルカメラで自撮りができることも利点。フレックスウィンドウによって撮影スタイルの自由度が向上しました。手のひらをかざすとセルフシャッターが起動する機能で、ハンズフリーでの撮影も楽しめます。
フレックスウィンドウは背景テーマや時計デザインなどを選んで、自分好みのカスタマイズが可能。天気やカレンダーなどのウィジェットを表示させることができ、「LINE」「YouTube」「マップ」などの人気アプリを使えるようにも設定可能。閉じたままで受信メッセージを確認して、返信することもできるわけです。