MSXバスの状態をモニタリングできる「MSXバスモニタカートリッジ基板」が家電のケンちゃんにて販売中。技術系サークルProject Cによる同人ハードウェアで、価格は1万1800円だ。
MSXカートリッジの信号ラインからバスの状態をLEDで視覚化できるという、珍しいモニタリング用の基板。カートリッジスロットを搭載しており、MSXのスロットを塞がずにモニタリング可能。
アドレスバス(16bit)とデータバス(8bit)、コントロールバス(カートリッジに出ている信号)の状態をモニタリング可能。LEDとバスはバッファICで分離されているため、バスに影響を与えることなく動作する仕様になっている。
そのほか、DRAMリフレッシュ時にデータバス・アドレスバスのLED点灯を抑制できる切り替えスイッチも搭載。なおサークルによると、「消費電力の大きいものやカートリッジの物理形状によっては、取り付けられないまたは正常に動作しない場合がある」とのこと。
そのほか、基板にはコナミ仕様のカートリッジケースに対応する取り付け穴を完備。Illegal function call製の「加工済カートリッジケース」に取り付けることができる。