Core i5-13400、RTX 4060 Ti搭載の「PG-KS46Ti」をレビュー

インテリア化するゲーミングPCの新時代、STORM「鏡界」が切り開く!

文●ジサトラユージ 編集● ASCII

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ベンチマークで性能を検証

 今回使用したモデルのスペックは以下の通り。シリーズのラインアップのなかでも、比較的エントリークラス向けの構成になっている。

試用機の主な構成
CPU インテル「Core i5-13400」
(10コア/16スレッド、最大4.6GHz)
CPUクーラー ST-AIO240_PLUS WH
(簡易水冷、240mmラジエーター)
マザーボード PRO B760M-A DDR4 II
(インテル B760、Micro-ATX)
メモリー Crucial製DDR4-3200、16GB×2
ビデオカード GeForce RTX 4060 Ti(8GB)
ストレージ Crucial「Crucial P3 1TB CT1000P3SSD8」
(1TB M.2 SSD、PCIe 3.0)
電源ユニット 850W 80PLUS GOLD
サイズ 220(W)×455(H)×440(D)mm
インターフェース USB 3.0×2、USB3.1 Gen 2 Type-C、オーディオジャック
OS Microsoft「Windows 11 Home」
価格 21万5000円
インテリア化するゲーミングPCの新時代、STORM「鏡界」が切り開く!

 手始めに、総合的なPCのパフォーマンスを計る「PCMark 10」を回してみたところ、ベンチマークのスコアは7628となった。エントリー向けとはいえ、ゲーミング向けのモデルであるため、スコアはなかなか優秀。ビジネスなどにも十分な性能を発揮するだろう。

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 次いで、「CrystalDiskMark 8.0.4」でストレージのパフォーマンスを計ってみる。本機はPCIe 3.0接続のSSDを搭載。シーケンシャルリードは3501MB/s、シーケンシャルライトは3077MB/sとなった。昨今ではPCIe 4.0接続のSSDも安くなってきたが、とはいえ日常使いではそれほどPCIe 3.0と4.0の速度差を感じる場面もないだろうことから、エントリー向けの本製品ではコスパに配慮したPCIe 3.0を使っている、ということだろう。

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 次に、3DMarkの各テストでグラフィック性能を計ってみた。今回は6つのテストで検証した。

 DirectX 11のテスト「Fire Strike」では26815、「Fire Strike Ultra」が7494というスコアーに。DirectX 12のテストを行う「Time Spy」では13433、「Time Spy Extreme」が6116という結果になった。

 Direct X Raytracing(DXR)のテスト「Port Royal」のスコアーは8148、DirectX 12 Ultimateに対応する「Speed Way」は3221だ。

 ちなみに、以前ASCII.jpでレビューした同社のPC「PG-DQ12T」の結果が以下の通り。このPG-DQ12Tは、CPUはCore i5-12400、ビデオカードはGeForce RTX 3060 Ti搭載のカードを採用していたので、全体的に1世代前の構成といえる(メモリー容量が16GBだったり、CPUクーラーが空冷だったりといった差もあるにはあるが……)。

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旧世代で同格のCPU+GPUの組み合わせでは、このようなスコア。特に負荷の重いテストでスコアの上昇が大きい

 それと比べると、3DMarkの各テストのスコアは全体的にしっかり向上している。Time SpyとPort Royalは特に上がり幅が大きく、20パーセント以上向上した。

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