動くカセットテープが超見える
【実機レビュー】透け透け具合が最高!1万以下で買えるカセットテープポータブルプレーヤー
2023年08月10日 18時00分更新
ポータブルカセットプレーヤーは断然「ウォークマン」派なジャイアン鈴木です。私が初めて購入したウォークマンは2号機の「ウォークマンII WM-2」。あまりに愛着がありすぎて、整備品をオークションサイトで数年前に購入しました。しかし数ヵ月後に調子が悪くなってしまい、いまは本棚に飾っています。
さてWM-2をいつか修理に出したいなと思いつつ、普段使いのポータブルカセットプレーヤーがほしいなーとAmazonやAliExpressを検索したり、ニュースリリースをチェックしていたら、先日ちょっと可愛い製品を見つけました。
というわけで今回は、カセットテープが丸々透けて見えるデザインがいい感じの、東芝エルイートレーディングのBluetooth対応ポータブルカセットプレーヤー「AX-W10C」をレビューします。ウォークマンと連呼してゴメンナサイ。
「AX-W10C」と同時に、カセット付きワイヤレススピーカー2モデルと、ワイヤレススピーカーも発売されています。
カセットふたの異なる
ふたつのモデルがラインナップ
「AX-W10C」は録音、再生機能を搭載したBluetooth対応のポータブルカセットプレーヤーです。フタが透明な「AX-W10C」と、ボディーと同じくマットホワイトの「AX-W10」の2モデルが用意されています。スケルトンが大好物な私は断然「AX-W10C」が好み。でもでも、「AX-W10」にシールを貼ったり、この真っ白なボディにイラストを描いて「もらったり」するのもよいですね。
カセットテープレコーダー部は、ステレオ(4トラック2チャンネル)に対応しており、また録音(DCバイアス録音、マグネット消去)も可能。早送り・巻き戻し時間は60分テープ(C60)で約3分。推奨テープは「ノーマル」で、「ハイポジション」や「メタル」には対応していません。
筆者がカセットウォークマンを愛用していた時代には、オートリバース機能も普及機に搭載されていましたが、現代では必要なパーツを作れないため「ロストテクノロジー」となっています。この点はちょっと残念ですね。
Bluetoothのバージョンは5.0、対応プロファイルはA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)、通信見通し距離は約10m。Bluetooth対応スピーカーやヘッドフォンに接続すれば、ワイヤレスでカセットテープの音楽を再生できます。
端子は、3.5mmステレオミニジャック(実用最大出力2.5mW+2.5mW、32Ωイヤフォン)×1、外部入力端子(AUX)×1、USB Type-C(給電用)×1を用意。電池は単3形アルカリ乾電池2本を使用。電池駆動時間は約16時間です。
本体サイズは94×121.5×33mm、重量は乾電池なしで約0.2kg、乾電池含んで約0.23kg。ちなみに「ウォークマンII WM-2」の重量は乾電池なしで約226g。「AX-W10C」のほうがわずかに軽いわけですね。
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