米グーグルは8月3日(米国時間)、Google検索の新機能として、自分の連絡先情報がウェブ検索に表示されていることを知らせるダッシュボードを発表した。本機能は数日中に公開する予定としている。
同社は2022年、個人の電話番号、自宅の住所、メールアドレスを含む検索結果の削除を、Googleアプリや検索から簡単にリクエストできる「あなたに関する検索結果」ツールをリリースした。今回、本ツールを、個人の連絡先情報が見つかったときに警告を表示し、検索で個人の連絡先情報が見つかった場合にすぐに削除できるように改善した。この機能は、まずは米国で英語版をリリースし、すぐに他の言語と場所にも提供できるよう準備しているという。
また、セーフサーチにぼかし設定を追加した。同社は2023年初めに、検索で露骨な画像が表示されることを防ぐ「セーフガード」を実装した。今回のアップデートでは、アダルトコンテンツや暴力的な描写などの露骨な画像が検索結果に表示される際、デフォルトでぼかされるようになる。
セーフサーチのぼかし設定は、今月世界中のすべてのユーザーを対象に展開。本機能は、保護者または学校のネットワーク管理者が設定をロックしていない場合に限り、いつでも設定を調整してオフにできる。
さらに、個人情報、露骨な画像、その他の削除要望を送れるフォームを更新し、簡素化した。これらの変更により、Google検索に表示される個人情報をより詳細に制御できるようにする。