GitHubは7月20日（米国時間）、GitHub Copilot Chatベータ版がすべての組織において利用可能になったと発表した。
同社は発表済みのGitHub Copilot Xをあらゆる組織に提供するための第一歩として、GitHub Copilot for Businessをサブスク利用するVisual StudioとVS Codeのすべてのユーザーを対象として、GitHub Copilot Chatの限定パブリックベータ版をリリース。
GitHub Copilot Chatでは、開発者が入力したコードや表示されているエラーメッセージを、コンテキストに沿って認識可能。さらに開発者向けに設計されており、IDEに完全に適合している。
コンテキストを理解した会話アシスタントとしてIDE内で機能するため、開発者は複雑なタスクの一部を簡単なプロンプトで実行できるようになるほか、職歴の長短に関わらず、チームのすべての開発者がアプリ全体の開発や膨大なコードのデバッグに数日を費やすことが不要となり、時短につながるとする。
またGitHub Copilot Chatでは、特定のコーディング課題に合わせたベストプラクティス、ヒント、ソリューションをすべてリアルタイムで提案できるほか、セキュリティー問題の修正、コード分析、簡単なトラブルシューティングなどの機能も持ち合わせている。
なお、GitHub Copilot Chat ベータ版を有効にする方法については以下を参照。
①GitHub Copilotの「Setting」へ移動する（OgraniazationのSettingページに移動し、Copilotタブをクリック）
②[Policies]タブをクリックする（Copilotタブ内のPoliciesタブで、GitHub Copilot Chatベータ版を設定できる）
③契約条件に同意する
管理者が利用規約に同意すると、GitHub Copilot Chatベータ版の使用開始に役立つ詳細なインストール手順が、組織内のすべてのユーザーにメールで通知される
リリース全文についてはこちらも参照のこと。
