アップルは7月24日、6月5日に発表された同社初のMRヘッドセット「Apple Vision Pro」のアプリ開発者に向け、ヘッドセットを貸与する「Apple Vision Pro developer kit」プログラムを発表した。ウェブサイトの専用フォームから申し込める。
専用フォーム公開中
プログラムに参加すると開発用Apple Vision Pro実機を貸与されるほか、セットアップのヘルプ、Apple expertsによるUIデザインと開発のガイダンス、アプリ改良のヘルプ、さらにコードレベルのサポートリクエストが2回追加される。なお、実機は要求に応じて返却の必要がある。
Apple Developer Program会員は専用サイトに必要事項を記入し、利用規約に同意することで申込みができる。アップルによる審査のうえ、visionOSの特徴と機能を活用したアプリを作成する申請者に優先権が与えられる。
ほかにも、制作したvisionOS/iPadOS/iOSアプリがVision Proで正しく動作するかを確認できる「Apple Vision Pro compatibility evaluations(互換性確認)」および、制作したvisionOS/iPadOS/iOSアプリをVision Proで動作させることができる「Apple Vision Pro developer labs(デベロッパラボ)」の開催(クパティーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京)も発表された。