九州旅客鉄道(以下:JR九州)はHIKKYが開催する、メタバース上で行うVRイベント「バーチャル マーケット2023 Summer」にて、博多駅をメタバース上に再現した「バーチャル博多駅」を展開する。
バーチャル マーケットは、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品を売り買いできる世界最大というVRイベント。日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇り、ギネス世界記録にも認定された、2018年より開催するメタバースの先駆け的イベントとなる。
JR九州の今回の取り組みは、バーチャル博多駅を通じて、従来のリアルでの体験や交流にとどまらない、バーチャル空間上での新たな体験・楽しみ方を提供することと、ライフスタイルの多様化に対応した交流を創出することで、新たな価値創造にチャレンジするもの。
バーチャル博多駅
具体的には、バーチャル博多駅の駅前広場にて博多の風物詩、博多祇園山笠の「飾り山」が登場するほか、JR九州の人気よさこいチーム「櫻燕隊(おうえんたい)」が駅前広場に登場する。「櫻燕隊」の制服を着たアバタ ーと一緒に踊れる「よさこい体験」ができるという。
また、博多駅コンコースでは福岡の地元企業である「福岡ソフトバンクホークス」、「西鉄グループ」、「西日本シティ銀行」が登場。
さらにJR九州が運行するD&S列車(観光列車)の中から、「SL 人吉」、「ふたつ星 4047」、「あそぼーい!」、「ゆふいんの森」の4つの列車を組み合わせて、バーチャルならではの、ここでしか見ることができない列車を用意している。
リアル博多でもイベント実施
また西鉄とのリアルコラボ企画として、リアル×バーチャル連動のスタンプラリーを開催。
VTuberたちとのコラボイベントも実施され、YouTuberグループ「あかがみん」とJR博多シティ公式VTuber「羽形モモ」のコラボ企画として両者のYouTubeチャンネルにてバーチャル博多駅を体験する様子を生配信する。
そのほかにもJR博多駅中央改札口前イベントスペースに「バーチャル博多駅体験ブース」が登場するほか、バーチャルマーケット2023 Summer開催期間の最終2日間は、JR博多駅中央改札口前特設ブースにて羽形モモクイズ&トークイベントを開催するという。
イベント目白押しとなっているので、気になった人はこちらを参照してみてはいかがだろうか。