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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第3回

超楽しい!手乗りコンピューターでドット絵描ける「DITOO PRO」【実機レビュー】

2023年07月13日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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ディブームDITOO PRO

本体上面には48mmフルレンジスピーカーを内蔵

ディブームDITOO PRO

本体底面にはシリアルナンバーや認証情報が記載。QRコードをスマホのカメラで撮影すれば、アプリストアから専用アプリをダウンロードできます

実測重量は526g。意外に重いですね

6キー、1レバー、1スイッチ
どうやって操作するのか?

 キーボードは、6キー、1レバー、1スイッチという不思議な構成。キーピッチは実測19mm、キーストロークは実測3.8mm前後。テキスト入力するわけでもないからキーピッチやストロークなんでどうでもええがなとお思いでしょう。しかし、意外にそうでもないんです。

 なんかもう、打鍵感が無駄に良好。「チャッ!」という打鍵音もイイ! 終末世界で内蔵バッテリーがお亡くなりになっても、この打鍵感を味わうためにDITOO PROを捨てることはないでしょう。

操作部は、メニュー(m)、プラス(+)、表示変更、左選択(←)、マイナス(-)、右選択(→)ボタン、バースイッチ、音源切り替えスイッチを用意。複雑! バースイッチがまるで「スロットマシーン」のレバーのようです。こんなレバーのあるパソコンが私はほしいです

ディブームDITOO PRO

キーピッチは実測19mm前後

ディブームDITOO PRO

キーストロークは実測3.8mm前後。押し心地が良く、カチャカチャ押しているだけで心が癒やされていきます

 操作体系はちょっとわかりにくいのですが、表示変更ボタンを押すとエフェクト、時計などの「チャンネル」が切り替わり、メニューボタン(m)を押してから左右選択ボタン(←/→)を押すとアプリを選択できます。アプリの実行(決定)はバースイッチに割り当てられています。ミュージック、お絵描き、スコアボード、アラーム、ゲームなどのアプリについては、DITOO PRO単独で利用可能です。

ディブームDITOO PRO

表示変更ボタンを押すたびにエフェクト、時計などの「チャンネル」が切り替わります

ディブームDITOO PRO

メニューボタン(m)を押してから、左右選択ボタン(←/→)を押すと、ミュージック、お絵描き、スコアボード、アラーム、ゲームとアプリを切り替えられます。アプリはDITOO PRO単独で利用可能です

ディブームDITOO PRO

これはブロック崩しゲーム。ゲームは15本収録されています

 ちなみに、上面の48mmフルレンジスピーカーは、出力15W、再生周波数帯域80~20000Hz、SN比72dBで、小型ボディーらしからぬ迫力のあるサウンドを楽しめます。ただし最大音量だと共鳴がちょっとだけ気になりました。個人的には16段階中13段階ぐらいの音量がいいかなーと感じました。それでも8畳ぐらいの部屋であれば、どこからでも十分なボリュームでサウンドを楽しめますよ。

DITOO PROから50cm離れた距離で、ブライアン・アダムスの「Heat of the Night」を最大ボリュームで再生した際の音圧は最大87.1dBA。多くのノートパソコンよりも音圧は高いですね

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