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ハイリフレッシュレートで残像感を低減

250Hzでもお買い得感マシマシの27インチ湾曲ゲーミングディスプレー

文●飯島範久 編集●ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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G27C4X

 最近は、大画面のゲーミングディスプレーが安くなってきており、27インチの需要が高まっている。それを踏まえてエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は27インチで湾曲、ハイリフレッシュレートの製品を続々投入している。今回紹介したいのは、4月に発売した250Hzというハイリフレッシュレートの27インチ湾曲ゲーミングディスプレー「G27C4X」だ。

 やはり、27インチの画面サイズがあれば、細かいものも見やすくプレイしやすいはず。そんなG27C4Xをレビューする。

250Hz駆動でFPS系ゲームでは高い優位性

G27C4X

MSI「G27C4X」の外観。左右と上部はスリムベゼルを採用。並べて設置したときに境目が目立ちにくい

 G27C4Xは、27インチ湾曲VAパネルを採用し、湾曲率は眼球の曲面に近い1500R。そのため、視線を左右に動かしても焦点距離が変わらないので、画面全体が見やすく目も疲れにくい。リフレッシュレートは250Hz(オーバークロック設定時)、応答速度は1ms(MPRT)なので、動きの速いシーンでも残像感なく滑らかな表示が可能だ。

 解像度はフルHD(1920×1080ドット)、最大表示色は約10億7300万色でsRGBカバー率は96.67%、DCI-P3カバー率は89.72%。輝度は300nitでコントラスト比は3000:1となっており、HDRに対応している。

 ゲーミング機能としては、対応グラフィックボードとの組み合わせにより、カクつきや表示のズレを軽減する「FreeSync Premium」に対応。AIによって暗部を最適な明るさに補正してくれる「ナイトビジョン」機能を搭載。目の疲れを低減するアンチフリッカー機能やブルーライトカット機能を搭載しているので、ゲーミングディスプレーとしての基本的な機能を備えている。

G27C4X

ゲーミング機能の定番「ナイトビジョン」機能。AIにより暗部を明瞭にしてくれるので、違和感なくプレイでき、かつ敵を発見しやすくなる

G27C4X

ブルーライトカット機能もあるので、ビジネス系アプリで作業する際は目の疲れを低減してくれる

 ディスプレーの設定を行うOSD操作は、スティックタイプのナビキーを採用。価格が抑えられたGシリーズでも、操作性の高いナビキーの採用はありがたい。

G27C4X

OSD操作は、スティックタイプのナビキー。この操作を知ってしまったら、ほかの操作方法には戻れない

G27C4X

背面は、ロゴが刻まれていてゲーミングディスプレーらいしデザイン

 インターフェースは、HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2a ×1、ヘッドホン×1を搭載。ただしHDMI入力は240Hzまでの対応となっている。電源はコンパクトな45W ACアダプターなので、設置の際それほど邪魔にはならないはずだ。

G27C4X

インターフェースは、HDMI 2.0b ×2、DisplayPort 1.2a ×1、ヘッドホン×1を備える

 調整機構は-5°~20°のチルトのみ。高さを調整したいなら、VESA100対応のディスプレーアームを活用するといい。

G27C4X

調整機構はチルトのみ。重量が約4.53kgと軽いので、使用時に微調整がしやすい

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