ユカイ工学は7月4日、OpenAIが提供するChatGPTを活用した、ファミリーロボット「BOCCO emo」が色々なキャラクターになりきって会話する新機能「変身エモちゃん」の提供を開始した。
BOCCO emoの前身、BOCCOは、スマホを持たない子どもと親、また離れて暮らす家族、夫婦間のメッセージのやりとりができるコミュニケーションロボットとして誕生、2021年にはよりエモーショナルな姿に進化しBOCCO emoとなった。音声とテキストでのメッセージのやりとりや、予定のリマインドなどの機能を備える。また、APIによるシステム連携で様々なサービスと連動が可能。
新機能の変身エモちゃんでは、BOCCO emoが、「鼓舞ちゃん」「博士ちゃん」「コックちゃん」の3つのキャラクターになりきって話してくれる。返答はOpenAIのChatGPTを活用して生成。たとえば、「エモちゃん、教えて+天動説ってなに?」などと聞くと「博士ちゃん」に変身してやさしく教えてくれるという。
対象機種は、BOCCO emo Wi-Fiモデル「YE-RB010-GWNJP」のみ(7月時点)。利用開始手順は、BOCCO emoアプリから変身エモちゃんを購読することで利用できる。ユーザーは無料で利用できるが、当面の間は1日の利用回数制限がある。